アメリカの行く末を案じる

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先週末は、週末NS乗り放題チケットを持っていたので、ひとりでいくつかの都市を訪れ、写真展を見たり写真を撮ったりしていました。ちょうどヒルバーサムのミュージアムで「World Press Photo」という写真展を行っていたので、見に行きました。

受賞作品は、さまざまなジャンルがあり、地球のこと、自然のこと、人々のこと、民族文化のこと…いろんな写真を見ました。写真というものはやはりこの写真で何を訴えたいのか、というフォトグラファーの意思が伝わるものこそ力強い良作品となるのだな、と当たり前のことを考えつつ、全作品を鑑賞いたしました。

「2016年の出来事」というコーナーがあり、ヨーロッパに押し寄せた難民、空襲により廃墟と化したシリアの状況などをテーマにした写真が並んでいました。オランダの新聞やテレビではよくこれらをテーマにした写真が掲載されているので、自分としてはかなり見慣れているのでは、と思っているのですが、写真展で改めてみると、これは地球のどこか知らない場所で起こっているわたしと関係ない出来ごとではない、という思いを強くしました。

トップの写真は、家や家族を失った子どもたちをテーマにしたものです。子どもたちがこういう状況になっている、というのを見るのが一番つらいです。

これらの写真以外にも、爆撃で命を落とした血だらけの子どもを抱く父親の写真、というのもありました。子どもの体でもこんなに血があるんだ、というくらい全面血で染まっており、目をそむけたくなるほどでした。でも、必死になって見ました。

難民が押し寄せて不安定になってしまったヨーロッパ。確かに受け入れ人数には限りがあります。予算にも限りがあります。誰もかれもを受けいるわけにはいきません。現状は難しい。

そんな中で平凡で力もないわたしが出来ることは何か? - そう考えた時、わたしができることは、国や宗教でその人を差別してはいけない、ということだけなのだ、と思うのです。

うちのすぐ近所にもシリア人難民が住んでいます。それは怖いことですか?わたしはまったく怖くありません。小さい子どもが3人くらいいるようですが、言葉にハンディがありながらもオランダ人の子どもたちと遊んでいます。(福島の避難民のように)彼らがシリアから来たというだけでいじめられませんように。そう願うばかり。

小さい子たちが成長して大きくなったとき、異国のオランダで親切にしてもらった、友達がいる、恩師がいる、という思い出があれば、決して異文化への憎悪は生まれないことでしょう。わたしは人間とはそういうものだと信じています。


トランプ大統領はいったい何をしたいのでしょうか?いろんなことを始めましたが、驚くことばかり。わたしは多くの人と同じように、大統領になったらまともになるのでは?と思っていましたが、なんだかとんでもなかったようです。どれもこれも仰天ですが、7カ国を指定して入国を禁じたのも、また驚きです。

そのうち、これらの国から来た人は、かつてのナチス・ドイツ下のユダヤ人のようにダビデの星のような目印をつけなければいけない、などと言いだすのでは?と思ってしまいます。有効なビザを持っている人も、二重国籍の人も、永住権を持っている人も対象、ってのが…なんかもう…それに近い扱いですよね。。。

二重国籍者…、ヨーロッパは通常ダブル国籍が普通なので、当たり前ながら○○系オランダ人やドイツ人、イギリス人etc.も該当することになり、今、オランダ外務省も大混乱に陥っているようです。彼が就任してからたったの1週間で、もうすでに、世界は大混乱に巻き込まれている。

こうやって分別することが、アメリカを守ることに果たしてなるんでしょうか。答えはNoで、むしろ危険が増す、と考えたほうがいいんじゃないでしょうか。同胞の報復に…などという人が出てきてもちっともおかしくないですよ。

しかも、この処置は3カ月の期間限定だということ。3カ月後はどうするつもりなんですかね。これだけ混乱させておいて、「やっぱりなかったことに」ということにされても憤慨したいし、ずっと続くってことになったら本当にそれこそ大変になるし。あまりに重大な決定をこともなげに始めてますけど、すでにどっちにも転べませんよ?

ともかく、この処置で喜んでいるトランプ支持の人々ってのが全然見えてこないのも不思議。是非とも、こういう人たちを取材してほしい!

最近は毎日、アメリカやイギリスの新聞社のサイト、オランダのサイトなどで状況を確認するのが忙しく、毎日、今日は大丈夫なのか?と案じる日々。考えてみれば、去年はSMAPのことで憤慨してたけど、これも頭にくるけど、でも平和だったなあ~…なんて(苦笑)。

ともかく、今後が不安です。



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