シェアできない理由?

もう何年も、何年経っても大好きなコマーシャルがある。
あんまりテレビは見ないのだが、そのコマーシャルが流れると
必ず立ち止まってしまう。動作が完全ストップして魅入ってしまう。
そして30秒後には目頭が熱ーーーくなっているのだ。
たった30秒で私をこんなに感情移入させるとは、、、!!!
すごすぎる。まるで魂を持って行かれてしまうような感じ。




カメラのニコン I AM シリーズ

大抵が30秒スポットCMで、色んな I AMシリーズがあるのだが
懐かしくなるようなフォーク調の音楽に合わせて映る映像はいつも
「人生を生きている」瞬間。
どの国の人であろうと共感できるシーンが満載で。。。
人間は本来は孤独なのだ、とか、
人間は地球の一員なのだ、とか、、、
人間は誰かと特別な時間を共有しているのだ、とか
私たちの住んでいる地球は美しい、とか…
そんな大げさな、でも当たり前なメッセージがスポッと30秒で
表れているのがすごいと思う。

このCMはこちらの人(オランダを含むヨーロッパ、それ以外の大陸も?)
には大層人気でオランダではこの音楽( Radical Face のWelcome Home)は
ベスト10CMソングに選ばれているし、
ユーチューブのコメントも「これを見たらニコンを買いに走りたくなるよね」etc.
絶大な影響を与えているようである。
もう何年も同じシリーズでやっているので、本当に人気なのだと思う。
私も今はニコンを使っているけど、このCMのように美しいシーンを映せたら…
なんて途方もない夢を抱いてしまったりする。

日本のニコンが、世界に影響を与える。
こちらの多くの人はニコンが日本の会社だなんて知っちゃいないかもしれないけど、
それでも私は日本人として、、、こんなステキなCMをやっている会社が
実は日本の会社だ、ということがすごく誇りだったりするのだ。

そして。
…正直、言っちゃ悪いけど。
これを見た後、日本のニコンの小栗旬のCMを見ると、
家族のつながり、とかなんとか言ってるけど、、、
規模が小さいよな~~、と思ってしまう。
このCMからは地球は見えてこない。
このCMからは世界は見えてこない。
人生の孤独は見えてこない。

なんで日本では、
この素晴らしい I AMシリーズを放映できないんですかね?
(←放映してませんよね?してたら…大恥、スミマセン、、、) 

文化の違い?
もしかして、多くの日本人は私のようには感動しないの?
こちらでは好評でも日本の人にとっては意味不明とか?
もしやここで見ても違和感ないけど、日本で見たら違和感アリアリとか?
これを見た、みなさん、いかがですか?

それとも、、、シェアできない理由は、、、
何かまったく別のところに理由があるのかしら。
日本の会社であっても他の国で作ったものは持ちこみタブーとか?
日本のテレビ業界、、、ほんと色々あるしね(汗)。
本当の理由は分かりません。

でも、こういうとこ、ほんとグローバルじゃないよね、、、(汗)。
ガラパコス化は自らの手で作り上げる、、、ってか。
ちょっと残念な現象だなあ。



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Comment

タロウ | URL | 2016.04.20 22:12
初めてコメントさせていただきます。
ひょんなことから、1年半ほど前、初ヨーロッパ訪問でオランダに半日滞在することになり、情報を拝見させていただいて大変お世話になりました<(_ _)>

普段はブログを拝見しているだけだったのですが、せっかくと思いコメントさせていただきます。
このCMが日本で流れない理由(私もテレビを持っていないので、本当に流れていないのか知りませんが^^;)は、見た瞬間にわかりました!
間違いなく日本でウレないからだと思います!!

完全に素人の分析なので、的外れかもしれませんが、理由はこうです。
この広告では多くの国籍の方が写っています。日本のCMでも外国人(特に白人)を起用していることがありますが、それは非日常を演出したいからで、ファッションなど、憧れをイメージさせるためだと思います。
一方で、日本でのカメラ購入理由は「日常使い」のようです。
http://kakaku.com/research/report/077/

この場合、非日常の演出は逆効果だと思います。

また、日本人の海外旅行者はこの20年ぐらいほぼ頭打ちです。
http://www.tourism.jp/tourism-database/statistics/outbound/
そして、ほとんどの行き先は安い近い短いのアジア圏内です。そんな現状を考えると、このグローバル全開なCMは全く訴求しないでしょう。ヨーロッパからするとエジプトなんかはさほど遠くないのかもしれませんが、日本の視聴者にとってはほとんどが無縁の内容です。

となると、このCMはそのまま使えず、日本独自にわざわざ加工をするか?、となるとお金もかかります。別にロケをしても狭い日本市場のためだけに、そんな壮大なCMは作らないでしょう。結局身近でメッセージ性が強くてわかりやすい内容で、それこそ近場で安く作らざるを得なくなるんだと思います。

権利関係は大した問題ではなく(たぶん)、好みの問題が大きいように思います。

そらさんのブログでよく拝見する、海外から見た日本へ意見は本当に興味深いです。ハッとすることもあれば、いやいや、それはこういう事情でね・・・と言いたいこともあり、読んでいてとても面白いです!
そらのくも | URL | 2016.04.21 03:39
☆ タロウさん、

こんばんは。初めまして。コメントありがとうございます。
タロウさんの考察、なるほど、と思いながら拝見させていただきました。
カメラの使用が…いかに高級カメラであってもあくまで日常生活を撮っていきたい、だからカメラCMもあくまでも日常生活の延長で、ということですね。確かにこういう重たいカメラはわざわざ海外に持っていきたいか、ていうと重たいからイヤだ~というのも分かりますしね。最近は私も日本の「デジタルカメラマガジン」を愛読しているので、なんかよく分かりますが、確かに特別なカメラで日常ある風景をいかに特別に映すか?のほうにむしろ特化していっているような気もしますね。

日本は島国だし、独特の文化を持っているし、今のまま突っ走っていくのでいいのではないのかなー、と思うんです。でも、一方で、ニュースや色んなものを見ていると「これからはグローバル」ていうグローバル、という言葉がやけに目についちゃうんです。これからは英語ができないといけない、グローバルな社会だから、みたいな。インターナショナルな世界で勝ち抜くために子どもには英会話を習わせて…みたいなのがもう連呼、連呼で…。でも、言っちゃなんですが、その割に昔と比べてグローバルになっているか?というと全然そうでもない気もするんですよね…。都合のよいものだけグローバルとして取り入れているような気がしなくもない???たまに私はこのギャップにすごく違和感を感じてしまうことがあるんですよね。

売れないとダメ、ていうのも消費者動向をよく見て行く上で大事だと思うけれども、日本が本当のグローバル社会を目指すのならばテレビが優先して新しい世界のグローバルスタンダードを取り入れて行ってもいいんじゃないかな?と、、、たぶんそのときはすごくそのことを感じてこれを書いたんだと思います…。

今、激動に社会が変わりつつありますが、日本人はきちんとこの変化を押さえてくれてるかな、とそれがちょっと気がかりな点です。私はちょっとメディアには厳しい目を持っているので…この内容だと売れる、たくさんの人が読んでくれる、とか、視聴率が高い、とかそういう視聴者目線からではなく、きちんと公平な目で今起こっていることを伝えてくれないと困るなあ~…という思いがよくありますね。こっちに住んで長いので、日本のメディアがどこの国のニュースから国際情報を持っていっているのか、ていうのがなんとなく分かっちゃうんですが、もうちょっと色んな国から直に情報をひっぱって欲しいなあ、と思います。
タロウ | URL | 2016.04.22 01:50
返信ありがとうございます。
よく見たら2ヶ月前の記事でしたね^^;
古い記事に失礼しました。

「グローバル化」みたいないわゆるお題目って2パターンあると思うんですね。つまり、
・お題目が目的でその下にそれを達成する政策があるパターン
・個別の政策が先にあってそのパッケージとしてお題目を付け足すパターン
通常は両方が混合しているパターンも多いです。
で、グローバル化は後者の割合が高いと思います。つまり「英語能力が低すぎる」とか「内需が危ないから外需を」とか、そういう個々の事情を解決するパッケージとして「グローバル化」というキーワードを使っているだけだと思います。
単純に「低年齢から英語を!」っていったって、山のような人が反対するんですよね。そこで、「でもグローバル化だし!」っていうと説得しやすいんです。つまりグローバル化は目的じゃなくてツールなんです。
あまり勉強していませんが、欧米の「グローバル化」は「多様性」が大きなキーワードのような気がします。つまりグローバル化そのものが目的だったんじゃないでしょうか?(とはいえ政府関係者はほぼ白人さんですが)
だから、そらさんからご覧になると違和感がバリバリなんじゃないかなと^^;

メディアの件は、逆の立場からも少し申し上げたいと思います。恥ずかしながら自分も少し英語を勉強しようと思ってBBCの記事を見るようにしているんですが、BBCですら日本の話題って弱いんだなぁって思いました。
日本の通信会社かNHKからの引用も割と多いです。日本支社の独自取材もありますが、「もうちょっと調べてよ…」っていいたくなるような薄っぺらい内容のことも多いです。
やっぱり日本は双方向的とも世界とのつながりが薄いんだなぁって感じました。

そんな日本なんで、自分もそらさんと同じで、欧米社会の変化に100%追いついていく必要はないんじゃないかなーと思います。
物理的にも遠すぎます。彼らが会議をするっていったら、日本からだと参加するだけで1人20万円はかかりますし、電話会議なら真夜中ばっかりですからね!
とはいえ、勝手に欧米に都合の良いルールばっかり作られても面白くないので、とりあえず議論は聞いておいて、都合の良いところは賛成、日本が困る内容はストップをかける・・・っていう程度の「グローバル化」が出来れば一番良いんだろうな、と思ってたりします。ちょっと前までは札束でそれをやろうとしてたのかもしれません。

ちょっと楽観的すぎでしょうか^^;
そらのくも | URL | 2016.04.22 03:54
☆ タロウさん、

さっそくメッセージありがとうございます。

> 「グローバル化」
タロウさんがおっしゃっていることを100%理解しているかどうかはちょっと怪しいのですが(すみません…)、(私の理解が正しいとすれば)おっしゃっている通りかもしれません。違和感があるのは、何をしたいのかがさっぱり分からない、ってことなんですよね。今のままじゃグローバル化なんてしなくても良いのじゃない?って…まったく目的が見えてこないという、、、。でもタロウさんのおっしゃるとおり、それが単なるツールのため、ということであればなるほど、かもしれません。でもやっぱり目的がないと私にはちょっと意味が分かりませんね。私が学生の頃はもっと皆ガツガツと世界を見たいと思っていたような…少なくとも私の周りはそういう方ばかりでしたので…そういう方が親となり、やっぱり子どもも英語くらいはできないと、と思っているのならツールというのはそういう意味なのかなーと思ったりしますが…。

>BBC
イギリス、アメリカはだめですね。英語圏なので他の言語を理解しようなんてこれっぽっちも思っちゃない、と言っちゃ失礼なんですが…。まあイギリスはアメリカよりはいいと思いますが、それでも島国ですから、ユーロ大陸からすると彼らはちょっと異端児ですね。でも、日本はやっぱり遠いですね。私が子どもの頃は彼らは日本人は皆同じ服(中国の服)をきていると思っていたらしいですよ。それを考えるとちょっとは成長しているのかなーとは思いますけどね。最先端を行っているメディア国はオランダを含めた北欧国のようです。やっぱり国としては大国ではなく、でも、民主主義が浸透しているからメディアも公平にあっちこっちから情報を持ってこれるのでしょうね。でも、やっぱり小国ですからね(と言っちゃ失礼ですけど)。日本は大国なのだから北欧のようになる必要もないと思います。ただ私が案じているのは記者クラブ問題ですかね。特定のメディア以外は追い出される(召集してもらえない)ていう仕組みは変えて行かないと…ちなみに外国人記者はこのクラブに入れないので日本で独自に情報を選んだり、質問したりすることができないのが大変問題という告発本がオランダで出ています。文春みたいにやっていけば話は別ですけど、さすがに外国人が張り込み、飛び込みはちょっと厳しいでしょうから…(汗)。外国人記者クラブというのがありますが、これは「外国人御一行様」向けで、、、こうやって分ける仕組み自体が私からすると明治時代か?ていう感じ…(汗)。こういうのはさっさとグローバル化して日本の記者と一線レベルに並べてもらわないと世界と同等目線でニュースを斬ることができない…と私は思っています。
タロウ | URL | 2016.04.23 00:12
返信ありがとうございます。
やりとりをしていて気づいたのですが、1つのワードを意味することが背景によって全く違いますね!

>グローバル化の目的
私が考える日本の目的は、「外国人相手にも商売してお金を儲けけること」なんだと思います。別に国自体が国際化したいわけじゃなくて、単純に経済が上向けば良いんじゃないかなと。その目的に向けた個々の施策を国が考えるわけで、そのひとつが「英語能力の向上」だったり「新幹線の売り込み」だったりするんだと思います。
そういう個別の政策を実行するには予算を獲得するなり、反対派を説得するなりが必要になります。幼少期からの英語に反対する人には、「ほらほらグローバル化の時代ですから、隣の国もこうやってまっせ」と説得し、売り込みなんて金がかかる!っていうところには「でもグローバル化だから、国際的に商売しないとキビシイでしょ?」と言い・・・。
そんなことをやっていると、みんな何か新しいことをするときの口癖みたいに「グローバル化」を唱え始めて言葉だけがドンドン広がっているんじゃないかなーって思いました。

説明が下手ですみません^^;

>記者クラブ
日本から見ていると、欧米は制度を作るのが本当にうまいなーって思います。
仲間をつくって新制度を始める→国際機関に持ちこんでスタンダードに仕立てる→やってない国は遅れてる!として他国の制度も変えさせる(そして自国を競争上有利にする!)
というヤツです。

ちょっと極論を言いますと、個人的には外国人メディアに閣僚記者会見を開放する必要性は乏しいと思います。日本にメリットがあるんでしょうか?そもそも欧州も米国も他国の政策なんて気にせずに勝手に制度設計をして、グローバル化して押しつけてきます。そんな国々にみすみす飯の種をくれてやる必要があるだろうか?と、思います。

ちなみに現状として、ほぼ全ての省庁の閣僚会見がクラブ外メディアにも開かれています。でも、外国人メディアが参加しているという話はほとんど聞きません。
自分は何らかの団体が何かを主張するというのは、純粋な善意やら思想からであることは、ほぼなく、だいたいお金が絡んでると思っています。
本件、個人的には「話題を集めたい」or「楽してお金を儲けたい(記者クラブの既得権益がほしい)」というのが背後にある気がしています。

ところで、本当に日本以外の国では外国人記者が簡単に閣僚会見の取材ができるんでしょうか?そもそも各大臣が週3回以上、官房長官が毎日2回も会見をするんでしょうか?セキュリティ的にキビシイと思うのですが…。

すみません!なんかものの見方の違いが興味深くて、つい長文になってしまいました。上記は極論で、おっしゃるとおり国民の間で政治的な議論ができる国になるべきだ、というのはつくづくそう思います。
ですが、「グローバルスタンダード」っていうのは誰かが作っているだけであって、別の人から見ると本当にスタンダードなのか?という視点もあるんじゃないかな、と思いました。

文字だと味気ない感じになっちゃって申し訳ないです。
タロウ | URL | 2016.04.23 01:51
すみません、読み直してみたら下から4パラ目の「ちなみに~」以下が何を言ってるのかわからない文章でした(汗

今は大半の閣僚会見が外国人メディアを含む記者クラブに所属していない記者に開放されているけど、それでも外国人メディアが全然来てないってことは、結局メディア側も日本のことなんて関心ないんじゃないかな?ってことです!

失礼しました<(_ _)>
そらのくも | URL | 2016.04.23 20:14
タロウさん、

> >グローバル化の目的
> 私が考える日本の目的は、「外国人相手にも商売してお金を儲けけること」なんだと思います。

なるほど。そういう意見もあるかもですね。そう考えるといろいろしっくりきますね…。今後、人口減少が目前にせまり、どうやって経済を維持していくのか…少なくとも今のレベルを維持していくのはムリだと思いますが、国内の行き詰まりを外に求めるということですかね。でも、それじゃ戦前とあまり変わらない気もしますね。ごめんなさい、言い方が悪くて…でも、私は日本の景気さえ良ければいいや、の日本の経済優先思考にちょっと辟易しているところがあるので、、、グローバル化と声高々に叫んでいるのも結局は経済のため、となると今の日本の状態はしっくりは行きますが、そうなると心のどこかではガックリ、、、というような気もちもあります。私自身は経済学部出身なんですけどね(汗)。

> >記者クラブ
> ちょっと極論を言いますと、個人的には外国人メディアに閣僚記者会見を開放する必要性は乏しいと思います。日本にメリットがあるんでしょうか?

メリットなんか何もないと思います。日本側のメリット、という考えでいけば解放しないほうがいいに決まってます。かき回されてごたごたになることが目に見えていますもの。それに、各国メディアも毎度おなじみの閣僚記者会見なんて興味ないでしょうね。ただ、この記者クラブの性質が、「常駐」「ぶら下がり」みたいな感じでいつも張り込みで参加することが前提、みたいになっているイメージがありますが、そうではないのでしょうか?たぶんそうだと海外メディアはまったく入っていけない(入る気もナイ)と思います。いつも同じメンバーで取材するほうも取材されるほうも皆全員が顔見知り、みたいなのは日本独特だと思います。これだとお互い「なあなあ」になってしまって、その結果どこもニュースの内容が同じになっちゃうのも仕方ないのかなあ、と思います(一応左派・右派はありますが、取り上げる記事事体は示し合わせたのか?と言いたくなるくらいどこも似たり寄ったりなので)。まあ、安倍政権になって別の局面に移りつつありますが…。

ちなみにオランダですが、オランダはジャーナリスト組合が一番上級レベルに位置し、ほぼ全てのジャーナリストはこのジャーナリスト組合に属しています。そして彼らは新聞社やテレビ局に勤務していたり、フリーで記事を各社に提供したりしています。つまり会社より個人レベルのほうが上なわけです。得意分野を持つジャーナリストはそれ関係を中心に取材を行ったり、記者会見に参加する、という形式です。ですから毎週行われる○○省の記者会見に参加する人はほとんどいないと思います。独自であっちにいったりこっちに飛び入りしたり、という感じのようです。

話はちょっとそれてしまうかもしれませんが、オランダにはとても人気のジャーナリストがいて、彼は独自のテレビプログラムを持っているんですが、これが未解決犯罪事件を追う、というプログラムなんです。今までに国際犯罪の未解決事件を彼が(彼のプログラムが)解決させたこともあります。これはガリレオみたいに刑事・警察が捜査の協力依頼をしているワケではなく(これはドラマですが…)、彼自身が興味のある事件を追い求める(取材する)方式です。しょっちゅう国際事件にも絡んでいるので、外国人記者でも気軽に取材できるのかなあ?くらいに思ってますが、実際はどうなのか…ごめんなさい、そこは私もわかりません。ドラマなんかじゃなく現実の捜査がそのままプログラムなので面白いですよ。たぶんオランダの今までの歴代視聴率のいくつかはこのプログラムです。

書こう、書こう、と思いつつ書けていないことに「イルカ・クジラ」問題があるんです。私自身、イルカ・クジラのことはどうでもよく主張もないんですが(すみません…)、この問題は世界(というかSS中心?)vs日本の構図で非常に面白いと思うんですよ。オランダは完全に世界側なので…この世界側の中の現状をかけたらな、と思っているんです。今、日本はこの問題を「日本は悪くない」側からしか報道していないようでそこがちょっと私は気がかりなんです。両方をきちっと報道して国民はどうしたいのか、それを国民ひとりひとりが決められてこそ本当の民主主義だと思うんですけどね…実際、ずっと反対意見を主張しているブログはブログそのものを削除されてしまった、と書いてあったので(主張そのものを見たところ別にヘンなブログでもないと思いましたが)、ちょっと怖いなあと思ったりしました。私自身もこのブログでとあるリンクだけですがすーっと消されていたことがあったのでそういうことがあってもおかしくはないのですが。
タロウ | URL | 2016.04.24 21:50
ぶしつけなコメントに返信ありがとうございます。
とても参考になりました。

>経済優先指向
コレは仕方ないと思います。世界中のどの国も経済優先指向です。違うとすれば、そう見えないようなお化粧がウマイか、天然資源からの安定した収入がある国だけでしょう。
そういう意味では、日本はお化粧があまりうまくない方かなとは思います^^;

>メディアの成り立ち
このあたりも歴史ですね。オランダのジャーナリストが独立しているというのは大変面白いです。そういった産業構造が成り立つ背景にも大変興味がありますが、日本だと難しそうですね^^; 良いか悪いかはおいといて。

ちなみに日本の大手マスコミは各省の担当記者がいます(複数省庁かけもちのようですが)。彼らが記者クラブに詰めている記者ですが、別に彼らは張り込んでるわけではないです。時間通りにホボ毎日開催される会見場所にいき、ソレが終わると省庁プレスリリースを拾い、「特オチ」をしないように「大事なニュース」を編集に提示してるだけだと思います。そりゃみんな同じになりますわ!って感じです!(多少は個性がありますけど^^;)
コレはどこが悪いんでしょうねぇ。隣の新聞に書いてあることが書いてない!と苦情を入れる国民が悪いのか・・・。

ちなみにプレスリリースはネットに全部載りますし、閣僚にこだわらなければどの省庁も個別取材はいくらでも受けるはずなので、外国メディアも関心があれば日本メディア以上の記事は書けるはずです。が、そもそも「日本」という国に関心がなさそうですね^^; コレも良くも悪くもですが。

BBC WorldのTwitter投稿回数を見ていると、熊本地震(死者50人)のTweetよりエクアドル地震(死者650人)のTweetの方が多く、それより遙かにPrinceさん1人の死亡Tweetが多くて、「あぁ世間の関心はこんなもんか」と思いました。

私もよく知らないんですが、アメリカや中国のニュースを見てると、閣僚が直々に取材を受けてる絵ってあんまり見ないんですよね。だいたいスポークスマンが受けている気がします。こうすれば、わざわざ超忙しい閣僚が時間を取らずにすむし警備も軽くてすむわけですから、もっと自由に記者を集められて良さそうだなぁと思ってます。

>イルカクジラ
これも興味深いですね。アイスランドやノルウェーなんかも日本と同じ「野蛮な国」と見なされているんでしょうか。個人的にはベースは「環境保護団体の飯の種」と「観光との競合」なんだと思っていますが、やっぱりお化粧がウマイですね。

少しズレますが、欧州の動物保護団体の主張も日本から見てる分には面白いです。彼らの観点では、最初の餌を食べるまでは「動物」じゃないそうなんです。つまり、魚は「卵黄嚢」が残ってる間は動物じゃないから、その間ならいくら実験しても良いのです!本当にソレでいいの!?と驚きました。

ご指摘の通り、日本人ってまじめな議論を本当に避けますよね。自分は割と意見の相違がある人と(最終的に合意できなくても)意見を交わすことは好きなのですが、議論=相手を説き伏せるモノ と思ってる人が多いのも原因かな、と思います。歴史の違いもありますけど、教育に根底があるのかなぁ。「市民団体」の大半が共産党系、という状況は本当に何とかしたいです。

毎度長文になってしまい恐縮です・・・。ご負担にならないよう、適当に流してください^^;
そらのくも | URL | 2016.04.25 02:50
タロウさん、

> >経済優先指向
> コレは仕方ないと思います。世界中のどの国も経済優先指向です。
もちろんお金は大切な要素なので経済優先はしていますが…特に最近は中国に取り入ろうとしているのがアリアリでして…(苦笑)。ただ経済優先のレベルが日本とはまったく違うと実感します。まず国民が…ほとんどの国民がある程度暮らしていくお金が得られるのであれば仕事より家族、、、とパートタイムを選ぶ国民ですのでね(多くの人が4日、もしくはそれ以下しか働いていません)。こちらに来て企業に面接に行って一番最初に言われた言葉が、オランダは日本みたいに政府が企業を守ってくれない、でした。オランダ人に言われました。実際に働いてみて、確かに企業より上に労働者、環境が来ているのかな、と思いました。だからブラック企業もないし、過労死もないんです。土日夜間返上で納期を守ることもないので、OPENが遅れるのはしょっちゅう、、、それでもご近所のラテン国なんかに比べればずっとマシなんですけど。環境も、厳しくなった環境ルールに働いていた企業が対応できずに安定大手顧客を逃したこともあります。ともかく国民の経済への関心は低いのでTVニュースも経済ネタはほとんどないんですよ…(汗)。大手新聞でも1ページ割くのみ。


> BBC WorldのTwitter投稿回数を見ていると、熊本地震(死者50人)のTweetよりエクアドル地震(死者650人)のTweetの方が多く、それより遙かにPrinceさん1人の死亡Tweetが多くて、「あぁ世間の関心はこんなもんか」と思いました。

ちなみにオランダでは熊本地震より捕鯨船のニュースのほうが大きかったような気がします…汗。プリンスはもっと大きかったですけどね。でも、情報はものすごく早く来ました。二回目の本震は真夜中だったこともあり、日本のYahoo!より早く流れていたと思います。一方、アメリカの3大ネットニュース(TV)じゃ地震のニュースは流れてないかも、という気が…。アメリカってものすごく田舎、というかまったくグローバルではなく他国のニュースはほとんど取り扱わないんですよ。最近はCNNが頑張ってますけど、アメリカ国内じゃCNNは人気ないと思います。アメリカには1年ほど住んでいましたが、多くのアメリカ人にとって国際ニュースはどうでもいいことなんだと思いました(だから彼らの国際知識も著しく低い)。

ところで反捕鯨の方々、彼らはすごいですよ。日本ではお金のため、とか人種差別のため、とか言われてますけど、私は個人的にはもう狂信的な宗教?みたいに感じます。オランダにもイルカのパークがあるんです。そこに向かう道にビラを持った人々が立ち並び、チケット売り場の前には拡声器を持った人が「反対!」と叫んでいるんです。もう立派な営業妨害ですよ。でも、パークの人は何も言わず、悪いことをしていないのだから我らは我らのイルカに対する愛を見せるべき!みたいな内容のことをやっているわけです(実際そこにいるイルカは全て迷子イルカを救助したもので商業的に得たイルカはいない)。今まで日本で水族館に行って何も考えずにショーを見ていたけど、このときほど色々考えさせられたことはなかったです。ま、結局私の結論は所詮はイルカ?だったんですけど…(すみません、、、)でもいい勉強になりました。ともかくお金のためだったら彼らが毎週土日をつぶしてまで必死になることはないと思うけど(なんせ働いてお金をもらうよりも家でのんびり家族と過ごしているほうが好きな人々なんで)、これがもう宗教のようなもの、彼らの信念、と考えればあり得るかな、って思ったんです。彼らはそのうち太地町だけでなく日本の水族館にも行くのではないかと思います。まさかイルカ戦争とかないよね?と思ったりするんですけど…。


タロウ | URL | 2016.04.26 22:27 | Edit
>経済
なるほど…。家族にせよ団体行動(笑)にせよ、好きなことが過ごせる時間があるって良いですね。日本の働き過ぎの原因は戦争から立て直すにはそうなるしかなかったのか、天然資源がないことが原因なのか、両方なのかは不明ですが、余暇がないことによる弊害(消費の低迷)にも気づき始めているので、少しずつ改善していくといいんですけどね。

>ニュース
アメリカって本当に世間知らずですよね!まぁ、それで問題ないからなんでしょうけど・・・。

自分は前に書いたように、ひねくれているので(笑)、やっぱり団体の主張にはお金か票が絡んでいると思います。もちろん、末端構成員は別です。おっしゃるように一種の宗教なんでしょうね。末端の方が熱心に活動してくださるおかげで、幹部の元に活動費が集まるんだと思います。そして団体規模が大きくなれば支持政党の票に…(笑。

末端-幹部-政府 と、それぞれ思惑は違っても、みんながお互いをうまく利用して最大限の利益を得ているのが、欧州はすごいなぁ と、自分が思う所です(良くも悪くも)。
確かに欧州は一見、経済より環境を重視しているように見える所もありますが、「政府」として見ると、絶対に自国が不利になることは飲んでいません。もちろん、多少は自国に影響がでるものもありますが、国内企業が完全に競争力を失わないような工夫はされていて、むしろ国外企業が積極的に迷惑を被るような規制を作ることもあります。そういう規制を作るのには、しっかりNGOの主張や世論形成を利用しています。

日本でももっとまじめな議論が活発になって、国際的な武器として活躍できる民間団体が出てくるようになれば…と願ってますが、と~っても時間がかかる話なんだと思います^^;

なんか、延々とコメントを続けていても恐縮なので、また気になる記事がありましたら、コメントさせていただきたいと思います。
本当に参考になるお話をありがとうございました。
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