外来種と気候の変化がヨーロッパの生け垣を破壊

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いつもはあまり見ない地方新聞を見たら何やら気持ち悪い芋虫の写真が載っていました。最近、頭の中のほとんどがガーデニングのことでいっぱいの私はすぐに「なんだ?これは?」と反応。。。かなり病的です、ヤバいです(苦笑)。

記事を読むと、本来オランダにはいなかった外来種がどんどん全土に広がり、ついにわが町もこの虫で破壊的状況に陥った、という…けっこう…いや、相当恐ろしい記事。

その芋虫の正体は日本名で「ツゲノメイガ」といい、英語名はbox tree mothといいます(オランダ語名はBuxusmot)。成虫するとガになります。ネット(講談社大図鑑)を見てもわかるとおり、この虫の世界の分布図は北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,沖縄諸島沖縄本島;朝鮮,中国,インドでヨーロッパにはいない虫でした。

ところが、2006年ころドイツで見つかったのを皮切りに、2007年にオランダやベルギー、2008年には海を渡ってイギリス、2009年にはフランスとオーストリア、2011年にはハンガリー、ルーマニア、トルコと確実にヨーロッパの国々で勢力を伸ばし、各国内でも次々と新しい市町村でこの虫による被害が明らかになっています。

そういえば。昨年、庭をきれいにしていたときも、この虫、けっこうわが庭に転がっていたような…。けっこう、いや、かなりグロテスクなので「うっきー、何、これ?オランダにもこんなに気持ち悪い虫がいたのか?!」と思いきや、外来種だったんですね、しかも日本の(涙)!!!ここでは写真を載せませんが、興味ある人は調べてみてくださいね…。けっしてお薦めしませんが。

この虫は、英語でBox Plants (buxus)と呼ばれるツゲ科の常緑低木に被害をもたらします。Box Plantsは、イングリッシュガーデンやフレンチガーデンでトピアリーや生垣として美しい緑の庭に欠かせない低木です(参考写真:下)。

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この虫がこの低木にくっつくと、あっという間に葉っぱは食べつくされ、食べられた葉っぱから白く枯れていきます。上の美しい装飾もこの虫にやられたら、白く汚らしくなってしまい、せっかくの庭が台無しになります。しかも生育が早く、年に3~4回生育期があるのだとか。恐ろしい!!(参考写真2:下)

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うちには生垣はありませんが、気になったので駅まで歩く途中、道沿いにある生垣を見ながら歩きました。す、すると…本当に。ほとんどすべての生垣が白く変色していました。ダメだ、わが町はすでに破壊されている…(汗)。乾燥した暖かい気候も影響するようで、もう今年なんかその典型ですよ。今も急速に広がっていると考えて間違いありません。

調べていたら、英国の現在の状況も書かれていました。今はロンドン周辺だけのようですが、急速に広がっているそう。イギリスも…オランダと同様になるのは、もう時間の問題やね。

参考: RHS ツゲノメイガによる英国の被害状況と調査

白く変色してしまっても、木が完全に死んでしまう訳ではなく、きちんと対処すれば生け垣をよみがえらせることはできるようです。ただね…誰もがそう熱心でもないし。なんせ成虫過程が早いし、気が付いたらパンデミックのようにあっという間に広がっているらしいので要注意です。お庭に生け垣がある人は特に注意して、熱心に見回りをして早期発見を心掛けたほうがよさそうです。

こういった外来種はいったいどうやって別の大陸へ運ばれていくのか?というと…ほとんどの場合が、人為的に運ばれるらしいですね。たとえばコンテナー船を介して。意図せずとも人々が運んでいくので、都市部から広がるのが特徴なのかも。芋虫の範囲はそれほど大きくないかもしれませんが、成虫になって飛んでしまえばもうその辺りはすべて網羅されるわけですから、あっという間に広がっていっても不思議ではありません。

うーん…グローバル化の影響がこんな悪影響をもたらすとは、、、。

そういえば、その昔、日本人が多く住むアムステルフェーンにはゴキ〇リがいるって聞いたことがありますが、年々暖かくなってゴキ〇リが住みやすい環境が整えば、いつかオランダ中にパンデミック的に広がってもおかしくないのかも。。。うーーーーん。絶対考えたくない…この状況…。

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数字で見るオランダの犯罪事情

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今週、わたしは4連休です。天気もどうしたんだ、オランダ?というほど良いお天気です。なので…庭でペンキでも塗るか!と張り切っています。初日の本日は、とりあえずペンキに備えてお掃除その他…を行いました。すでにお疲れ気味…(汗)。

写真トップはクジャクチョウという蝶です。我が家には比較的よくやってきます。かなり大きく、動作もゆっくり優雅。落ち着いて止まっていることが多いので、比較的写真を撮りやすい蝶です。

さて、このブログはあくまでも写真がメイン、ですが、本日は先日新聞に載っていたオランダの犯罪に関するデータ資料についてご紹介したいと思います。写真とギャップありすぎ…て感じなんですが…。ご興味ある方は、文章も読んでみてください。

まずは。

オランダ犯罪率の高い安全でない市トップ10

不名誉を獲得したのはもちろんあの都市。

10位 Utrecht (ユトレヒト)
9位  Roermond (ルアモンド)
8位  Den Haag (デンハーグ)
7位  Maastricht (マーストリヒト)
6位  Heerlen (ヘーレン)
5位  Arnhem (アーネム)
4位  Gouda (ゴーダ)
3位  Rotterdam (ロッテルダム)
2位  Eindhoven (アイントホーフェン)
1位  Amsterdam (アムステルダム)


大きな都市に交じって堂々4位を獲得してしまったのがゴーダ。ここは他の街より飛びぬけて泥棒に入られる率が高いとのこと。なんと住民1万人に対し100軒の住居侵入が報告された、というのですから相当な数です。

実はゴーダは、イスラム系住民(モロッコ系)のトラブルも近年目立っていて、彼らの失業率が一般のオランダ人と比べてもものすごい高いのだそうです。今、ヨーロッパではイスラム系住民によるテロが相次いでいますが、ホームグロウンテロリストが誕生する原因はこういった明らかな差別が原因であることが多いので、市を挙げてなんとかうまく対処していってほしいです。

不名誉な1位に輝いたのはやっぱりアムステルダム。オランダ一の観光都市なので仕方ない、といっちゃ仕方ないかもしれませんが…ここの犯罪はやはりスリがダントツなのだそう。しかし、スリはまだマシなほうで、路上強盗、暴行がほかの都市に比べて多いのも特徴だそうで…アムステルダム=怖い、はやっぱり本当なんですねえ。

オランダ国内では、1日当たり69人がスリに遭っていて、そのうち22人がアムステルダム市内で起きる計算となるそう。みなさま、気をつけましょう。

2位のアイントホーフェンや10位のユトレヒトで目立つ犯罪は、なんといっても車上荒らし。多くの駐在員さんも犠牲になってます、、、(涙)。うちは車がないから盗まれる可能性がないんですが…(←喜んでいいのやらよくないのやらちょっと微妙ですが…汗)。

さて、この車上荒らしですが、一日どれくらいの車が被害に遭っていると思いますか?なんとオランダ全土で一日212台の車が車上荒らしに遭遇する計算だそうです。ゲゲゲ…これはかなり大きい数字だと思いますが、みなさんはどう思われますか?年間換算にするとすごい数だよね???

車上荒らしで盗まれるものはどんなものか?それは、もちろんコンピュータ関連のものですね。パソコン、スマートフォン、タブレット等々。どんなときでもこれらのものは車内に残さないほうがよいでしょう。

トップ10に入った都市で比較的有名でない都市が二つ入っています。それは…ヘーレン、およびルアモンド。まぁ…ルアモンドは大きなアウトレットモールがあるので、日本人駐在の方はよくご存じかもしれませんが。ヘーレン、ルアモンドとマーストリヒト、この3都市はオランダの南部に位置しますが、これらの都市で特徴的な犯罪はなんといっても車の盗難です。

トップ10には入っていなくとも、周辺都市はどこも比較的犯罪率が高い順位に位置しており、ベルギーとドイツの国境近くはまさに車の盗難(&海外逃亡)が顕著な場所柄なのです。

さて。車強盗に人気の車種はどんな車種でしょうか。うわーん、車強盗に人気なんて…そんなん嬉しくないわい!という感じですが。

ちなみに私は車を持っていないので車事情にはめちゃ疎いです。人気車種なんでしょうか、これらは???これから車を買おう!と思われる方。これらの車は避けたほうがよいかもしれません。

※ 数字は2016年に盗まれた台数

5位 ルノー Clio 234台
4位 オペル Corsa 292台
3位 BMW 3 Serie 352台
2位 フォルクスワーゲン Polo 929台
1位 フォルクスワーゲン Golf 1212台


フォルクスワーゲン、ダントツ!!めちゃ人気ですね!!…って喜んでいいのやら…。1年で1000台ってものすごい数のような気がするんですが。この辺りで盗まれる、ということは、見つからずにヨーロッパ南部(もしくは東部?)に行くルートが確立されているんでしょうね、きっと。

最後に家屋侵入(泥棒)によって盗まれるものベスト10をご紹介します。けっこう変なものも含まれています。

10位 日曜大工(電動工具)
9位  自転車・スクーター
8位  ベッド関連(マットレスなど)
7位  車の鍵
6位  ID関連(パスポート、IDカードなど)
5位  ハンドバッグ
4位  テレビやステレオセットなど
3位  スマートフォン、ラップトップ、タブレットなど
2位  宝石・アクセサリー類
1位  お金


いかがでしたか?オランダの犯罪事情を知る数値アレコレを追ってみました。オランダ在住の方、旅行者の方、みなさま気をつけましょうね!!


↓今週の庭の様子 暖かい日が続き花も続々咲いています↓

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エルダーフラワー・コーディアル

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前回ご紹介したイギリスの雑誌「COUNTRY LIVING」には必ずと言っていいほど載っているエルダーフラワーやその他のコーディアルドリンク。イギリスを代表する飲み物です。そのエルダーフラワー・ドリンクが実は日本人駐在員さんの間で人気だというお話を聞きました。

「へえ~…たしかに最近はオランダでもドリンクがあちこちで売られてるしね。それを飲んだ人の間で口コミ人気なんだ、、、」と思いきや。そうじゃないんですね。今や日本にも輸出されるほどの人気なんですねえ。全然知らなかった。確かに、甘くてスカッとして美味しいですけどね。特に暑い日本じゃ気持ちよく飲めることでありましょう。



こんなヤツです↑

エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)はヨーロッパ中に自生し、さまざまな国でシロップやコーディアルドリンクとして古くから飲まれてきました。オランダでは馴染みない???気がしますが、お隣ドイツや北欧ではイギリス同様飲まれているようです。

自然の中で自生する低木…ということは相当繁殖力が強いんだろうなぁ~と想像しますが、案の定、育て方を見ると、成長が早い、あっという間に大きくなるので要注意、と書いてあります。うーん…欲しいな、とも思うけど怖いな。その手の植物は切っても切っても大きくなってしまうのです。

庭で育てなくても、たまに自転車道の脇などで見かけることがあります。自生なんだか誰かがかつて植えたんだか…ちょっと分かりませんが、彼らはほぼ雑草と同様の扱いで、折を見て市の担当者にガッツリ切られてしまいます。む、無残…。

今日、久々に出かける場所まで自転車を飛ばしていたら、エルダーフラワーの木を見つけました。これからがシーズン、ということで、花が数房だけ咲いていました。誰もいなかったのでちょっと手を伸ばしてちょこっとむしり取って帰りました。まぁオランダ人は自分でコーディアルを作るという人はいないらしく、たいていどこでも乱獲されることなくのんびり咲いています。

遠くから見ても可憐でかわいらしい花ですが、近くで見るとさらに可愛いですねえ。白い花に黄色い雄蕊が5つ。☆のように広がっている姿がなんとも言えずキュートです。


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むしり取った花をそのまま捨ててしまうのもかわいそうなので、ほかの花とともにミニ花瓶に飾ってみました。エルダーフラワー以外の二つの白い花は、こぼれ種が落ちて、庭の石畳の隙間から芽が出てきてしまった花です。ずっと育てるわけにもいかんぞよ、早く抜き取らなきゃと思いつつ、、、日々が過ぎ、ついに花が咲いてしまった。。。わたしってどれだけ優柔不断なんよ?(←まー、優しいともいうかも??)

部屋に飾ったら、ほのかにエルダーフラワーの匂いが漂っています。えー、どんな匂いかって???そうねえ、化粧品のクリームの甘い匂いって言ったらいいでしょうか。個人的にはバラの匂いのほうが好きかも(汗)。


エルダーフラワーが15房ほどあれば、自家製エルダーフラワーコーディアルを作ることもできます。その際、葉っぱは有毒なので絶対に混ぜないようにしてくださいね。また、蕾の房はダメで、全部満開の房を用意しなければいけません。まさに旬の時期に収穫しなければいけないのです。どれがエルダーフラワーかイマイチよく分からない、という人は、上に書いた☆のような5つの黄色い雄蕊を参考にすると、見つけやすいかも。

正式なものにはクエン酸を入れる必要がありますが、クエン酸なしでもコーディアルを作ることができます。わたしは砂糖の多さにぎょぎょっとし、ちょっと作る気にはならないのですが、やってみたいという方は下のレシピをご参考ください。満開のエルダーフラワーさえ見つけることができれば、簡単にできます。


自家製エルダーフラワー・コーディアルの作り方

<材料>
エルダーフラワーの花(満開) - 15房
グラニュー糖 900グラム
水 750ml
レモン 2個

<作り方>
1. エルダーフラワーに虫がついてないか確認する。エルダーフラワーは花のみ使う。
2. グラニュー糖と水を鍋に入れて、砂糖が解けるまで煮る。
3. レモンはよく洗い、黄色の皮をじゃがいもの皮を剥く要領で剥く。残りのレモンはザクザク輪切りに切る。皮とレモンの両方およびエルダーフラワーの花を蓋のできる鍋に入れる。そこに2の熱い砂糖水を混ぜ入れる。
4. よくかき混ぜたあと、蓋をして24時間寝かせる。
5. ガーゼなどの漉し布、もしくはコーヒーフィルター、キッチンペーパーなどを使い、液体を漉す。
6. 蓋のできるガラス瓶やプラスティックボトルに液体を入れる。

冷蔵庫に入れて保管するものは1か月以内に使い切る。冷凍すれば長期保存が可能です。

興味あらば、ぜひヨーロッパの季節の味をお試しあれ!!

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雑誌とそう変わらない…と豪語してみる(笑)

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イギリスの雑誌「COUNTRY LIVING」を久々に購入しました。デジタルカメラマガジンを日本から購読中だし、それ以外の雑誌はなるべく買わない…と思っているのですが(なかなか捨てられないのでどんどん雑誌が増える)、たまーにこの雑誌を買うのは贅沢な気分転換になります。

この雑誌は、イギリスちっくなものを全面に出しているいわゆる「ザ・ブリティッシュ売り出し本」で、オランダでも人気あるのか大きな本屋にはたいてい置いてあります。ぱらぱら見ていると、参考になる花の飾り方など多数載っているので、イギリス好きにはたまりません。

ここのところ天気がいいので、庭でぱらぱらとこの雑誌を見ていたのですが、ふと気が付くと。雑誌と目の前にある風景と…たいして変わんないんじゃないの~~???…とまあ、、、生意気?偉そう?大ほら吹き?大言壮語?まーなんでもいいのですが、そんな感覚に陥ってしまいました。


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左←が雑誌、右→が庭です

まーね。雑誌に出ているお庭は、珍しい品種が取り混ぜてあったり、飾り方が個性的で素晴らしい一方、我が家の花々は基本中の基本の花々中心、しかもなんの工夫もなく植えっぱなし…とその差は歴然なのですが、でも、やっぱりこの裏が牧場でその借景を拝借できるという利点は大きいのかな、と。

開放的な空間というのは本当にありがたいことだと思います。この先に家が建っている状態だったらどうなっているんだろう?ということは想像できませんからねえ。

いずれにせよ、庭でも家の装飾でもみなさんそれぞれ好みがありますが、わたしは自分で作っている庭がけっこう気に入っています♪♪♪


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黄色いバラが咲きだして、一気に庭に華が出ました。それまでは、紫の花が点々と咲いていて、ちょっと寂しい感じだったのです。バラっていうのは、やっぱり花の女王的存在なのだなあ。うちにはないけどユリなんかもそうですよね。フォーカルポイントがビシッと決まります。

この写真は暑かった昨日撮ったのですが、光がまぶしすぎて白っぽくなってしまいました。やはり昼間に撮るのは難しいですねえ。


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バラのほかハナダイコン、アリウム、チャイブ、ジョンソンブルー、キャットミントなどが咲いています。


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アリウムシクラム。大きな袋がビリッと破れると中から豆のような花々がサラサラ~っとこぼれ落ちてきます。面白すぎます。理科の観察日記にしたら楽しそうです。


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袋が全部とれてしまうとこんな感じ。これはこれでへんな形で、これまた理科の観察日記の対象にしたい~~。。。

暖かくなってきて、ハーブが少しずつ成長しはじめたので、さっそくサラダなどにちょこっと混ぜています。バジルは4月の寒さで苗がほぼ全滅してしまい、成長したヤツを買ってきてしまったんですが、、、。バジルが一番寒さに弱いハーブなんですね。

ハーブはちょこっと混ぜるだけで高尚な味になるのがすごい。今年は去年よりも種類が増えたので、どんな料理が作れるかな。ちょっと楽しみです(←といっても、あんまり料理のやる気は出てこないわたしです…汗)。

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少しずつ変わっていく

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ロッテルダムのサッカーチーム、フェイエノールトが無事優勝しました。2位のアヤックスとは1点差でした。よかったねえ~。今、ロッテルダムの市内は大混乱となっているみたいです。明日も同じく大混乱となることが予想され、仕事場所に行くトラムも動かないみたいデス…。え、、、どうやって仕事に行きましょ、、、(汗)。

本日は母の日の日曜日。お天気も良かったので、ぽんぽん上がる花火の音を聞きながら、庭作業をしたり、ぼけっとしたり、一日庭生活を楽しみました。

ガチョウの子供たちも目の前に現れたので、写真を撮ることができました。全部で10羽もいました。にぎやかですねえ~!さすがガチョウは大きいので、子供たちもけっこう大きい。カモの赤ちゃんなんかとは比べ物にならないくらい立派な赤ちゃんたちでした。

庭ですが、一昨年の秋からからちょこちょこと気合を入れて頑張っています。今日も手入れをしながら思ったことは、庭っていうのは、、、今日頑張ったら明日ぱっと良くなる、というものでもないなあ…ということです。

雑草が生えて本当にどうしようもなく荒れた場所を耕して新しいものを植えてみる。そこでぱぱっと変化してくれれば万々歳なのですが、これがそううまくはいかない。せっかく耕して新しい土に入れ替えても、今まで生えてきた雑草が、意地でもまた出てくるんです。そこからは、雑草との戦い。出てくると叩き(抜き取り)、これでもか、これでもか!!!を繰り返す。

もう駄目だ、雑草の力が強すぎる。どんなに頑張ってもここはきれいにはならないんだ…そんな絶望的な気分に陥ることもたびたび…。でも、そんな気分を乗り越えて、雑草と戦い、次のシーズンに入ると、ハテナ?そういえば、あの雑草…ずいぶんと力が弱まって、ほとんど出てこなくなったなあ、と。シーズンと超えて、ようやくそんな変化が見えてくるのです。

勉強も今まで私がやってきた仕事もここまで長い期間を経ないと結果が見えてこないというものはありませんでした。そのせいか、格闘している間、庭仕事は苦行のように感じることもあります。

…でも。自然の流れは今も昔も変わらないわけで、50年前、100年前は何事もこのくらいの時間の流れを要するのが普通で、ぱっと目に見えて成果のあがるものなんかなかったのかもしれないなあ。

そんなわけで。せっかちで、気が付いたらすぐにやって成果が見えなければ気のすまないわたしにとって、お庭のお仕事はまさに修行です。もう中年の域に入って、今更何かを学ぶ、という年齢でもない…とついそんな風に考えてしまいますが、なんてことはありません。まだまだ私に身についていないものはたくさんあって、そういうものがこの身に降り注がれているのです。人生って面白いですね。


↓本日の庭の様子 バラも咲き始めました↓

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マダニ(Teek)の季節です!

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寒かった日々もようやく終わりを告げ、緑がまぶしい季節がやってきました。楽しい、ウキウキ!!そういう気分を一気に沈めてしまうのがこの季節から始まるマダニの恐怖です。

オランダは、もともとマダニの被害が少なかったようですが、近年だんだんと被害が広がりつつあるようで、この季節になると新聞などで一斉に「マダニ注意!」の記事が上がってきます。

日本人のオランダ在住の方の多くは、こういったオランダの生の情報を読んだり聞いたりすることはないと思いますので、ここで一度書いておきます。

オランダ語では、マダニのことをTeek (複数形Teken)と呼びます。英語がTickなので英語に非常に近いですね…。マダニに噛まれることによってさまざまな媒介性感染症にかかる恐れがありますが、オランダではマダニに噛まれるとライム病という病にかかる可能性があります(噛まれた人すべてに発生するわけではありません)。

ライム病…気になる方は、ネットなどで詳しい情報を集めていただきたいですが、即座に死に至る可能性はないようですが、ステージがあり次々と体の神経、皮膚などに障害を起こし、何か月、何年にもわたり体に炎症をおこす恐ろしい病気です。

マダニは草むら、芝生、森の中、どこにでもおり、人間が近づくと匂いで引き寄せられるように吸い付いてきます。オランダ国内では、被害者の三分の一が庭で被害にあっている、ということからもどこでもマダニに噛まれる可能性があることがお分かりかと思います。

この病を防ぐ方法はただひとつ。マダニに噛まれないように気を付けること、またマダニに噛まれた場合でも、24時間以内に正しい方法でマダニを除去すること。この二つがきちんとできていれば、感染の危険はありません。

正しい方法でマダニを除去する方法については、下記のページ(オランダ語)で、動画で説明されていますので、ぜひご参考ください。突然噛まれてもよいように、家に一本マダニを除去するピンセット(オランダ語でtekentang、もしくは英語でTick remover)を用意しておくと安心です。ピンセットは、一般的なドラッグストアのどこでも購入することが可能です。

マダニを除去する方法(動画)ご紹介 - Stop de Teek NL

活動が活発な子供がいるお家は、この時期は毎日子供の体をチェックすることをお勧めします。また、旅行時などもピンセットを持っていくと安心できます。

なお、オランダではマダニによる被害はライム病発生が主たる被害ですが、東・中央ヨーロッパ(オーストリア、ハンガリー、チェコ、クロアチア、バルト三国、ポーランド、ロシアなど)は、ダニ媒介性脳炎にかかる可能性があります。すべてのダニがウィルスを持っているわけではありませんが、危険地域と呼ばれる地域でハイキング、キャンプなどを行う場合には、チェックを怠らないようにしたいものです。

本日、うちの子の学校で、子供の友達がマダニに刺されたそうです。窓側に座る彼女は、上から何か落ちてきたのを感じ、ふと足を見ると、太ももにマダニがくっついていたそうです。な、なんと…!!そんなことがあるのか?!恐ろしや!!!

学校では除去できず(おいおい…無能な先生だな!)、その子は家族に迎えに来てもらい、泣きながら家に帰ったそうです。六年生の女の子です。でも、それくらい怖いってことです。ぜひとも気をつけましょう。私も、庭の一部がヤバい状態になっているので…なんだか恐ろしくなってきました。はよ~なんとかせねば!!

↓今週の庭の様子 アリウムが華やかに咲き始めました↓

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外出しなくても見られる動物たちをご紹介

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日本はゴールデンウィークが終わりましたね。SNSでお友達がたくさんの写真をアップしていて、国民みんなが、ゴールデンウィークを楽しんだなあ…ということが分かります。

みんなが楽しんでいるのを見ると羨ましいなあ…と思うのですが、でも、すごい混んでいた、移動が大変だった…と聞くと、やっぱり「うーん…」って感じ。もともと面倒くさがりな私は、その目的地に行くまでが超面倒くさかったりするんで、すごい混んでいるなどと聞いてしまうと…もう、行かなくてもすでに十分面倒くさい(汗)。

そんなわたしにとって、この家は至福の家です。窓を眺めれば、広大な風景が、と言っては大げさですが、でも、なかなか良い風景が眺められます。こういう風景が眺められる家に住んでいる人も、そう多くはないのではないかと。

二階の子供部屋から外を眺めると、いろんな動物が見えるのですが、今年は庭先の農家が草をよく刈っているせいなのか、それとも新たに住み着いたのか、毎日ウサギが見えます。大きい野ウサギで、オランダでいうと「haasje」というヤツです。ピョンピョンとものすごい速さで野を駆け巡っています。


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せっかくなので望遠レンズで撮ってみました。外に一歩も出ずに部屋から野ウサギの写真が撮れるって、、、スボラなわたしにピッタリな環境です。


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馬も望遠レンズで撮ってみました。こちらはのんびりしているときは写真を撮るのは簡単です。まだ寒いので上着を着ていますね。

一番上の写真、オレンジの屋根の小さな家はBEE HOUSEでハチミツを作っています(…ん?作る、というのかしら)。秋になると玄関先で売りに出していますが…ハチミツをあまり消費しない私は買ったことがありません。冬にハチミツ入りミルクも美味しそうですけどねえ。家の庭先で、ホームメイドはちみつを購入できる環境って…考えてみるととても贅沢な環境なのかも。

あとは、ガチョウがたくさんいますね。この鳥さんたちは、ガーガーともかくうるさいので、わたしは特別な感情を持っていないのですが、今年は赤ちゃんも生まれたみたいです。うちの近くに来たら、こちらも望遠レンズで撮りますぞ!!(今日は探したけど見当たりませんでした)


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ジョンソンブルーがきれいに咲きだしました。写真ですが、どうも一部に光が当たる、という構図が好きなようです。何度も見ているフェルメールやレンブラントの絵画の影響をモロ受けているに違いありません。

まだまだ寒い日が続いて、なかなか小さな苗が大きくならないのですが、それでも、少しずつ5月、花の風景に変わりつつあります。

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前回載せておいたフランス菓子は買おうと思ったら絶版になっていた。。。うそ~…!絶版になるのが早すぎる。今度こそ…。

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