オランダは何故強いのか

次にアップするときはすでにオリンピックも終わっていて、
オリンピックのことを再び言及することはあるまい…
と自分では考えていたのですが、どっこい再びオリンピック記事です(苦笑)。

今回のソチ。
オランダのスピードスケートがやたら好調ですね。
現在のところ、全ての種目でメダルに絡み、金も4つ。
金銀銅のメダル独占が2つ、と…いったいどうしちゃったの?という強さです。
しかも…メダル独占のうち1つは、今まで苦手とされていた
短距離男子500mでの独占。
今までだったら考えられなかった快挙にオランダ中が歓喜に沸いています。

何故オランダは強くなったか。
色んな理由はあると思うけれども、私なりにいろいろ考えてみました。

もともとオランダはスピードスケートが大好きな国。
特にスピードスケートというかスケートマラソンは国民スポーツと
いってもよく、冬に運河が凍ると、そこら中でマラソン大会が開かれます。
距離もさまざまで30キロ~200キロまで(!)。
一番有名なのは、エルフステーデン・トホト(11都市周遊マラソン)。
これは一日で200キロ強を走り抜けるという大スケート・マラソンです。
最近はなかなか運河が凍らず、この大会もずっと開かれていませんが、
この大会が開かれるとなったら、たぶんオランダ中の人々が会社を休み、
その日は仕事にならないほどの熱狂ぶりなのです。
今年はとても暖かく、運河が凍る気配はまったくないので、
オランダの会社が開店休業になることはなさそうですが…。

このようにスピードスケートは国民に親しまれているスポーツなので
日本のようにオリンピックのときだけしか注目されない状況とは
少し違います。
オランダでは、オリンピックイヤーでなくても冬になれば
スピードスケートの記事がどんどん出ますし、いい選手が出てくれば
そのつど話題になる土壌があるのです。

しかし、それだけ国民に親しまれたスピードスケート競技といえど、
今までこれほど強かったことはありません。
特に長野五輪より前は、女子はメダルを取れる選手が1人いるか、
はたまた0かの薄い選手層で、男子も金メダルを確実に取れる選手は
いなかったのです。

それがいったいどうしてこれほど強くなったのか。

考えられる理由の一つとして、オランダの不況があるのではないでしょうか。
…オランダのスピードスケートは他国に比べて、スポンサーがつきやすい国
とは言えますが、近年の厳しい経済状況はスピードスケート選手にも
多大な影響を与えています。

オランダでは、1995年にリツマ選手がプロスケーター第一号となり、
スピードスケートが「商業スポーツ」化しました。
現在は50名以上の選手が5、6チームあるスポンサー企業に所属しています。
最近は毎年のように1~2チームのスポンサーが撤退するため、
そのたびにそのチームに所属している選手やコーチはは新たなスポンサーを
見つけなければいけません。
日本のように特定強化選手に予算が出るわけではないので、
スポンサーを見つけられなければチームが解体してしまうのです。

金メダル確実の(というかすでに二人ともひとつずつ取っている)
オランダの王者クラーマーと女王ヴストが所属しているTVMも
スポンサー契約はこのオリンピックまで。
それ以降は白紙状態です。

この厳しい状況は、選手やコーチに
「最低でもメダルを取っておかないとオリンピック以降は浪人生活」
という危機感を与え、それがいい意味でチームの奮起に
繋がっているのではないでしょうか。

考えられる理由の二つめとしては。
単純に、彼らの「強さを追及する姿勢」にあるのではないかと
私は思います。

強さとは…

金メダルを取れる強さ。
世界新記録を出せる強さ。


オランダ人は強い選手が好きです。
彼らの報道を見ていると、その選手が何人であろうと強ければ尊敬に
値する、という姿勢が常にあります。

たとえば、日本の清水。

彼はかつて金メダルを取り、世界新記録も保持した世界最速男でした。
びっくりしてしまいますが、オランダで「SHIMIZU」を知らない人は
いないのでは?というくらい有名人なのです。
まぁ…実際にはオリンピックもスピードスケートも興味ない、って
いう人はたくさんいるので、そういう方々はSHIMIZUを知らないかも
しれませんが。

今回も、双子のムルダー兄弟がメダルを取った翌日の新聞に
「なんとSHIMIZUとムルダー兄弟は誕生日が同じなのだ!」という
記事が載っていました。私なんぞ…だから何なんだ?と
ツッコミを入れてしまいましたけどね。
かつての英雄と今の英雄が同じ誕生日、ということはオランダ人
にとって特別で言及するに値することのようです。

どうやったらこの選手はこれだけ速く走ることができるのか?
彼らの報道は常にそのことに注目しています。
それは…単純に強さへの憧れがあるからこそ、なのですが
結果的に持ち得た豊富な情報がオランダ人選手の強化へ導かれて
いるのではないでしょうか。

例えば、五輪プログラムに関連して、スピードスケートの特集が
たくさん組まれていますが、オランダ人でもない選手にスポットを当て、
延々とその選手の特集をしているのにはびっくりします。

アメリカ人のシャーニー・デービスは以前オランダ企業が彼の
スポンサーだったこともあり、よく特集されています。
どういうトレーニングをしているのか、金メダルを取ることに
重要なことは何か…そういった内容を延々と追及する番組。
他国の選手なのに、よくまあここまで特集できるなあ、と
私なぞは、びっくりしてしまいます。

ドイツのアンニ・フリージンガーも隣国ドイツの選手なのに人気あります。
彼女はオランダ人の金メダリスト・スケート選手と結婚し、オランダに
住んでいることもあり、よくメディアに登場します。

最近は、韓国も大いに注目されています。
日本人に絶対エースがいなくなってしまい、オランダメディアの目が
韓国に向いてしまったことは悲しいことですが、今回も
ダントツの強さを見せた李相花選手は賞賛のまなざしです。
韓国メディアはスピードスケートについてどう報道しているかetc.
細かい点までよくもそこまで…と呆れるほどの徹底取材です。

もちろん、自国の選手への注目はそれ以上です。
オランダでとても人気ある(元)スケーターの1人、
マリアンヌ・ティメル選手。

彼女は、10代で出場した長野五輪では伏兵だったにもかかわらず
千メートル、千五百メートルで金。一躍ラッキーガールに祭り上げられました。
特に美人だったこともあって、日本でも話題になりましたね。

彼女はその後、どん底のスランプに陥り、次のソルトレークシティ
ではどの種目も惨敗。

しかし、その後、スランプから脱し、次のトリノでは再び金メダルを
手にします。彼女は涙を流して「最初の金メダルもうれしかったけど、
今回は特別うれしい。」とコメントしていました。

結局彼女はオリンピックで金メダル3つを取ったわけですが、
これは、たまたまではなく、やはり彼女の中に金を呼び込む強さが
あったから、と考えられています。いくら練習で速くても
本番でメダルを取れない選手はたくさんいます。
オリンピックで金メダルを取るということは、速いだけではダメで
別の強さも必要なのだ、そこがオランダメディアの追及する点です。
そして、そのことを身を持って知っているのは、実際に金メダルを
取った選手だけ。当たり前ですよね。

今は、ティメルを始め、長野五輪のメダリストたちが続々と引退し、
コーチ、アシスタントコーチ、メンタルコーチになっています。
この豊富なコーチ陣が自分たちが体験したことを現選手に伝授し、
オランダの各チームがよきライバルとしてしのぎを削っている…
それも今回の強さにつながっているような気がします。

そう考えると…。
何故、日本の金メダリスト清水は接骨院なんかやっているんでしょうか。
彼自身に問題があるのか、日本スケート連盟に問題があるのか…
その辺りのことはちょっと分かりませんが、彼の金メダリストとしての
実績を重視することが出来ない日本の現状は寂しい限りですね。
ちなみに清水ははプロスケーター化を提唱し、自ら第一号となった日本人。
それが疎外される原因となったのか分かりませんが…
商業スポーツ化20年でこれだけ強くなったオランダと現在の日本を
比べると…何とも皮肉としかいいようがありません。

あと…やはり前回からの続きのようなコメントになりますが、
残念な結果しか残せなかった日本人選手ばかりを特集しているようでは
やはりメダルは遠いような気がします。

何故ダメだったのか?という敗因を探すことも大切なことですが、
それよりも何故この選手はこれほど強かったのか?という勝因を追及しなければ、
世界に追い付くことはできないのではないでしょうか。

以前、NHKスペシャルで金メダルを4つも取っているジャンプの王者
シモン・アマン選手の特集があったようですが、こういう特集を
どんどん組んで、強さの秘密を追及していって欲しいです。

<追記>
本日1500mもメダル独占しました。
次の1万は最初からメダル独占が予想されているいるので、
まだまだ金メダルラッシュが続きます。いくらなんでも強すぎ…です。

これを書いた後に分かったことですが、今回、ライバル国である米国は
開発した新スーツが不調ということで、メダルにまったく届かない
惨敗続きなのだとのこと。一方、オランダももちろん新スーツを
使用していますが、こちらは絶好調です。

さらに、スプリント距離(500m~1500m)でより早く周回できるテクニックを
取得したため(どのようなテクニックなのかは定かではない)、
メダル独占につながったとの記事が載っていました。

元々スラップスケートを開発したオランダ。
1秒でも早く走るための取組みは選手の日々の努力だけでなく、
いわゆる「スピードスケート」オタクな研究者たちの日進月歩の
取り組みも大いに関係し、それが今回の強さにつながっているようです。



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世界は見ていますよ

昨日はだんなが家で仕事をしていたのでラジオがついていました。
12時になりお昼のニュースが流れたのですが、
ふと気がつくと…

「柔道のコーチXXX。15人が提訴XXXX。日本XXXX。」

あーっ!これは、日本の女子柔道の体罰問題ではないですか~…。

オランダのメディアはアメリカなんかとは比べ物にならないくらい
国際的なので、じゃんじゃん世界中のニュースを流しまくるのですが、
それにしてもこんなニュースが流れるとは、、、汗。

はっきりいって「恥ずかしいっ!!!!!」の一言です。

オランダでは、ほとんどのオフィスでラジオを流しているので、
ラジオを聞く人は多いし…まあ、そうはいっても、皆かじりついて
聞いているワケではなく、スルーしている人は多いですケド…。
でも、聞く・聞かない、の問題ではなくて、日本の柔道のトップで
暴力なんていうニュースが話題になることが問題です。。。

今は監督交代になったらしいけど、最初は続投を決めていた、って。
はぁ?ですよね。

柔道のことはなんやかんやと今までにも話題にしておりますが、
オランダではとても人気のあるスポーツなんです。
前にも書きましたが、未来のオランダの女王様であるアマリア王女も
柔道が大好き。ロンドン五輪では、皇太子ご一家(もうすぐキングですね)
で柔道の試合を観戦するくらいお好きでいらっしゃるんですよ。

りすちゃんのクラスにも何人か柔道を習っている子がいるし、
ギターレッスンで一緒の男の子は、すでに柔道の強化選手(?!)に
選ばれている、とかで、おばあちゃんが自慢げに話していました。
ともかく、ここに住んでいると、周りで「JUDO、JUDO」という声を
しょっちゅう聞くくらいとてもポピュラーなものなんです。

なんでこんなに海外で(欧州で)ポピュラーになったのか?

…それは。もちろん柔道という「武道」に魅力があっただけではなく、
優れた日本の指導者が海外に柔道を広めたからに違いありません。

オランダはあのアントン・ヘーシンクを生んだ国。
その彼を育てた「道上伯」さんという柔道家は、50年以上海外に
在住し(主にフランス)、多くの国で柔道を普及されたのだとか。
まだ戦後間もない時期で、どんなに反日感情も高かったことでしょう。
戦前は欧州がアジアを植民地支配したので、アジア蔑視の風潮も
強かったことでしょう。そんな中、信頼される・尊敬される
指導者として師弟関係を築きあげるために必要なこと - 。

それは、絶対に体罰や暴力を使った教え方ではないと断言
していいでしょう。

もし、園田監督のように「おまえは柔道やってなかったら
単なるブスだ」とか「死ね」とか、平手打ちとか…
そんなことをかつて欧州に渡った武道家がやっていたとしたら…
「やっぱり野蛮なジャップのスポーツ」と言われるくらいで、
誰もついてこず、柔道が世界に普及することは
決してなかったはずです。そんなことは明白です。

道上伯さんのインタビューを読むと
とにかく勝ちまくって強いところを見せるしかなかった、という
ことですが、結局、武士であろうと古代からの西洋の剣使いであろうと、
「強いこと」が何よりの魅力であって、叩かれたから奮起する
なんてことはあり得ないんですよね。

(道上伯さんのインタビュー → 道上伯物語

今回、これだけ問題になってようやく監督交代に至ることに
なったわけですが、もし全柔連のTOPが
「あー、これくらいのことでこんな問題にしやがって…」
程度に思って、事実を把握していたにもかかわらずこれまで問題に
対処してこなかったのだとしたら「武道家」としての精神が…
どっか別の方向に向かっているんじゃないかしらねぇー…
とそんな風にさえ感じます。

初心に帰って「礼を重んじる強い武道家」を世界に見せなければ、
柔道ニッポン復活どころか、JUDOが日本のものではなくなる日も
そのうちやってくるかもしれませんよ。

世界は意外と見ているんです!!!!



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11都市スケート・レースあれこれ

世の中、ユーロ危機。
昨日は、NEDCar(三菱自動車)のオランダ撤退が決まり、
現在のところ、1500人の従業員は、解雇される見通しということです。
10年くらい前までは、三菱自動車関連の駐在員は、オランダ駐在員の
中でも、かなりの数を占めていたのだけれど…。
やはり時代は変わって行くのね、、、悲しいけれど。

う…世の中、暗い。
さぞや、オランダの経済環境は暗く、人々の生活も下降気味で、
人々は沈滞モードなんだろうなー、、、と、思いますでしょ?

とーんでもない!!オーホッホッホ!(←何故高笑い?)

人々は、雪にスケートに、と浮かれ状態。
昨日も書きましたが、11都市スケート・レースが開かれる可能性が
高まり、政治?経済?!どーでも良いわい、そんなコト~…
状態になっているのであります、、、(汗)。

ああ…、ときどき羨ましいと思う。オランダ人の呑気さ。

今日来た新聞を開けて、絶句。
なんと、1面から7面まで、スケート記事(汗)。
さらにスポーツ面で2面、スケート記事(汗X2)。
(NEDCarは10・11面で記事になっとりましたが、、、)

あぁ、分かりましたよ~、いかにこの人たちにとって
スケートが大事か、てコト。

あまりに呆れて、新聞を見る気分も失いかけましたが、
ちらほら見ると、紙面から溢れる「スケートに対する熱意」
みたいなものが、伝わってきて、、、
あぁ、本当に特別なことなんだなぁ~、これぞオランダなのだよ!
なんて、熱意の一部が私にも移っちゃいました。

…というわけで、今日は11都市スケートレースあれこれ。
(といっても、これを書いている火曜日現在、
開催されるかどうかは決まっていません!!)

このスケートレースは、凍ったオランダの運河をスケートで
走り抜けるいわゆる「スケートマラソン」。
オランダのフリースランドという北の州で行われます。
距離にして、なんと約200キロ。
世界で一番長距離のスピード・スケートレースだということです。
そりゃ、そうでしょう。

日本でいえば、「東京箱根間往復大学駅伝競走」が、
往復で220キロほどなので、「箱根マラソン」を一人で一日で
全部走っちゃう、、、て考えると、どれだけ大変なことか
お分かり頂けるのではないかと思います。

ちなみに、氷のコンディションによってかかる時間はずいぶん違う
ようですが、7時間から10時間くらい、ということです。

このレースは、毎年行われるのではなく、スケートができる
コンディションが整ったら開催、というのが面白いところなんです。
前回行われたのは1997年の15年前。
それから、行われる可能性に近づいた年はなく、
今年が一番可能性が高い、ということです。
それでも、南西部の一部がまだイマイチの氷の張り具合だそうで、、、
ここがどうなるか、にかかっているようです。

まだ決まってない、とはいえ、フィーバーはすでに始まってます。
すでにフリースランドの11都市周辺のホテルは満室状態。
スタート&ゴール地点となるレーワールデンのホテルは、
一室500ユーロにまで跳ね上がっているのだとか、、、(汗)。
これで開催されなかったらどーなるんだ?!

行われる可能性が高い日は、今週土曜日だそうで、
もし土曜日に行われた場合の観戦者は150万とも200万とも、、、。
200万って…オランダの総人口が1600万なんですけど~(汗)。
この日にフリースランド地方に行く方は、注意が必要です(苦笑)。

平日に開いても、多くの人が会社の休暇を取るか、ずる休みをするか、、、
なので、土曜日にやるのがいいのではないかと…(私は思う)。
ちなみに日曜日は、安息日なので、一部のクリスチャンから
受け入れられず、日曜日に開催される可能性は0に近いです。
さすが、こういうところは、ヨーロッパですね。

参加できるのは、16000人で(すごい数、、、)
11都市スケートレースのクラブメンバーになっている人、
に限られるそうです。実は、すでにオークションに
1000ユーロで権利譲ります、てな広告が出ていたらしいですが、
権利を譲ることはできないため、オークションから撤退
させられたとのこと(汗)。
メンバーになりたい人は、多数いるようで、申し込みをすると
「待ちリスト」に登録されるそうです。
オランダのスピードスケートのメダリストなんかももちろん
登録していますよ。

さて。
面白いのが、これだけ大きいスポーツ・イベントにも関わらず…
このイベントにはスポンサーが一切いない、ということです。
まさに昔ながらの本当の「アマチュア」の祭典なんです。
現在、各地で氷の整備が進んでいますが、整備に参加する何千人もの
人々は、すべてが「ボランティア」の人々!!
協会の人々も、もちろん無償奉仕。
ともかく、好きだからやる、好きだから協力する、それだけ。
脱帽です~…。

ちなみに優勝者も賞金などが貰えるワケではありません。
ただ「英雄」になるのみ。
毎年行われるワケではないし、次はいつ行われるのかも不明。
次回自分が参加できるかどうかも分からないから、皆必死。
そこで優勝するっていうことは、オランダ人にとっては、
4年に一度開かれる五輪の金メダルよりも大きな称号になるのです。

よくテレビで過去の優勝者のレースやインタビューなどが出ますが、
私が、知っている人、、、当たり前ながらいません~。
でも、オランダ人は皆、称賛の眼差しなのよね。この辺りが、やっぱり
私 → 外国人、てとこなのかなーなんて思っちゃったり、、、(笑)。

ともかく。
明日、開催されるか決定されるようです?
開催されることになったら、さらに大騒ぎでしょうね!!
今、オランダにいる方、ラッキーだわ!と思って、
オランダの呆れる文化を堪能してくださいね!
私自身は、箱根マラソンやスポーツが大好きなので、絶対楽しめると思うわ。


11都市スケートレースの公式HP → Elfstedentocht (オランダ語)



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イングランドサポーターのいない欧州選手権なんて…

先程、来年の欧州選手権の出場権をかけた予選が全て終了しました。
オランダはすでに先週の土曜日に突破を決めていたので、どうでも
いい、、、という状態で、私も、多くのサッカーファンも今日の注目は
イングランドvsクロアチアに注がれていました。本地ウェンブリーでの
一戦。うちのだんなは「まあ、クロアチアはすでに予選突破を決めているし、
イングランドがホームで負けることは考えられない」と言っていたのですが
私は「分からないよ~。クロアチア。あの国はねー。予選突破を決めてる
から、、、なんて手抜きをするような国じゃあないんだよ!!」
と、警告していました。まさか、本当にそうなるとは…。

過去2回、W杯の予選で日本と激突しているクロアチア。多くのマスコミが
「クロアチアには勝てる」「日本戦には力を入れない」etc.と都合のいい
ことを言って、どんな目に遭ってきたか…。私はそんな過去を忘れません~♪
クロアチアは決して○○だから、、、などという簡単な国なんかじゃぁ、
ないのです!!

最初の20分で0-2と思いっきりのハンデを背負ってしまったイングランド。
あの守備はなんなんだ?と思える、ひどいキーパーとぽんぽんゴールを
打たせる守備。イングランドは攻撃が魅力だと思うけれど、前半はその
攻撃もまったくと言っていいほど影を潜め、こりゃ、ダメだわ…と
思わせるサッカーでした。後半になってベッカムが入ってからは、
まあまあ良いボールが前方に送られるようになり、やっぱりこうならなきゃ
ね…と思っていたのですが。。。主審に助けられて、一点返し、
ベッカムからの良いアシストボールがFWに回って、2点目。このまま
終われば…と思っていたのに、最後に点を入れたのは、クロアチアでした。
あちゃーーーー。やっぱりこれがトドメの一発。最後は、力尽きた
イングランドは予選で姿を消すことになりました…。イングランド
サポーターのいない欧州選手権なんて…つまらなすぎる。

それにしても、イングランドが予選落ちしたお陰で上がることができた
ロシアのヒディング。彼って本当に…何か後ろについているんじゃなあい?
と思える、ラッキーな人だなぁ。彼の力だけじゃ、ここまで運がいい
とも思えないのよ。今までの過去の経歴からいってもさ。。。
日本も是非、ヒディングを監督にしましょう。そうすれば…W杯優勝も
夢じゃないかも(爆)?!

落ち込んでいたBBCのコメンテーターたち。ちょっと笑えたのが、
リネカーが「さあ、あと一分、イングランドはアンゴラ(vsロシア)の
ゴールを期待することにしましょう。」と真顔でジョークを言っていた
ことかな。いや、ジョークじゃなくて、本気だったのかもしれないけれど。。。
ところで、アンゴラってどこやねん?!

W杯観戦チケット付きフランクフルト一泊二日旅行 - その3

なんやかんや歩いているうちに結局あっという間に4時半になって
しまった。皆は5時から行われるイングランド-ポルトガル戦を見ようと
大きなスクリーンが用意されたファンフェスタ広場に向う。私は
体調も万全ではないこと、や、荷物(双眼鏡などなど)を取りにいかねば、
ということで、ホテルに戻ることにした。夕飯にお寿司のパックを買って
タラタラとホテルに戻る。ホテルに戻るとちょうど、試合が始まる
ところだった。前半はご飯を食べながら観戦。そして後半は準備を
しながらたまにチラチラ見る程度だったのだけれど、ベッカム負傷!
ルーニー、レッドカード~?といつものイングランドらしいトホホな
展開になっている。若いやつはこういつも「かぁ~!」となってしまうのが
イングランドなんだろうか?紳士の国、だと思うんだけどなあ…。

結局、最後まで見ることはできず、途中でホテルを出た。スタジアム
に向う。ハウプトワハテで、スタジアム行きのSバーンを待っていたら
人がどんどん溢れるように増えてくる。すでに「ピーピーピー!」
なんて笛を吹いて盛り上がっているブラジル人サポーターがあり、
なんだか熱気ムンムンだ。私は一人で待っていたのだが、隣に日本人
親子がいて、「試合は見たいけど、一人では見に行きたくないよねー」
などと話していた。悪かったね!ぷんぷん!!私だって一人より、
仲間と一緒のほうがいいよ~♪…と思ったが、ここでいきなり日本語で
反論するのも大人げナイ、、、と思ってヤメた。。。実はフランクフルト
では何人もの日本人家族を見かけたが、皆、周りの人は日本語が
分からん!と思っているのか、大声で色んな話をしているのが聞こえて
しまった…。子供にすごく怒っているお母さんとか…なんだったんだ。
あれは…。しかし、海外といえど、どこで何を聞かれているか
分かりませんぞ…。…って。私も気をつけたほうがいいかも…。
最近、りすちゃんに向ってよくヘンなこと話しているからなぁ(苦笑)。
ちょっと反省。

ようやく電車が来て、乗り込んだ。混み具合は、、、東京の地下鉄の
朝9時過ぎってトコ?つまり、お互いに肌は触れないけど、かなり密接
した状態ってヤツ。しかし、ここはフランクフルト~♪皆、ビール
ガバ飲みだし、暑いので汗はかいているし、白人ばっかだし…!
つまーり、かなーりな不快度指数ってこと(苦笑)。モーとする
空気に、うげーーー、となってしまった。しかも。スタジアムまでは
乗る人あれど、降りる人なしで、だんだんすごい混みようになってキタ!
ぎゃーーー!サッカーを見るのはやはり男性が多いので、周りは男性
ばかし。女性一人はやっぱり心細い…?

しかし、隣に立っていたイギリス人のオニイチャンは紳士だった。
一生懸命当たらないようにかばってくれ、近くに立っている友達皆に
注意を促し…ああ、ステキ♪あなた、東京にいって、是非毎日地下鉄
で女性を守ってちょうだい…。

ようやくスタジアムに着き、不快から解放された!!さてさて。
スタジアムに向いましょう。皆、同じ方向に向っているので、迷うこと
はない。途中で「チケット買います」てな人は見かけたが、「チケット
売るよ…」てな怪しげなダフ屋は見かけなかったな。どっかに
いたのかな?

10分ほど歩き、スタジアム前に到着。まずは荷物チェックゲートだった。
女の人は女の人がチェックするので、少し待たなければいけなかった。
せっかく持ってきた双眼鏡を「これはいいのか聞いてくるわ!」と
言われたので、ドキーッ!!だんなは何にも言ってなかったぞ?!
結局その女の人の間違いだったのだが…ちょっとどきどき。
もうチェックゲートはない、と思い込んでいた私は、なーんだ、
めちゃラクチンなチェックだなあ。。。何がIDチップじゃ!!
などと思っていたのだが、チケットチェックはまた別のゲートである
ことが判明!!ここでは、しっかり、チケットとID(パスポート)
チェックをしていたので、捕まっている人も何人かいた。たぶん、
チケットの名前とパスポートの名前が違っているんだろう。捕まった
人がどーなったのかは「?」だが、私はちゃんとしたチケット。
するーっと入れた。

W杯観戦チケット付きフランクフルト一泊二日旅行 - その2

実は体調は万全ではなかった。1ヶ月前、日本から帰ってきた際
すっかり壊れて以来、どうも体調はイマイチ、て感じだったし、
今日もなんだか優れない気分で一杯だったのだ。せっかくのW杯
なのに。少し残念だったが、ムリは禁物。一人旅行なのだし。
最低限W杯の試合を楽しむだけにして、フランクフルトはまた
いつでも来られるか、と思い切ることにした。しかし。この狭い
お部屋。バスタブもついてないので、のんびりお風呂ってワケにも
いかず。。。横になっているだけで気が滅入ってくる。。。と
いうわけで、やっぱり気分を変えて外に出てみることにした。

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電車に乗って、町の中心地、ハウプトワハテに向う。とにかく
この日は暑く、ちと気分が優れない私には外をずっと歩くのは
辛いぞ…ということで、デパートに涼みに行くことにしたのだ。
着いた先は、百貨店カウホフ(Kaufhof)。すごい。大きい。
田舎オランダにはないぞ。こんな大きなデパート。8階?9階?
東京並みに色々揃っている。しかし、驚いたのはデパートの大きさ
ではなかった。その中を歩いている人たち!!得意げにフェイス
ペイントした子供やら、「ドイツェランド」と書いたTシャツを
来た人々!!そして極め付きは、W杯グッズ販売コーナーに群がる
人々!!とにかく、どこも盛り上がっているのだ!W杯が!!

オランダじゃ、すっかり終わっているのにな…やっぱ、昨日、
奇跡的に勝ったせいかいな?ドイツが。。。?と呟きながら
盛り上がっている人々たちを眺めてしまった。オランダ…さびしい。

外に出てみると、楽しげな音楽が聞こえてきた。近づいてみると、
ガーナの旗をつけた人が太鼓を叩き、フランス人サポーターと
ブラジル人サポーターが踊っている。その周りには、彼らを
映そう!という人々。にゃ、にゃんだか盛り上がっているじょ…。
こっちもあっちも。ちょっと盛り上がってきた私は、少し歩いて
みようかな、と炎天下の中、歩いてみることに。あっちで盛り
上がるサポーター、こっちで盛り上がるサポーターを眺めつつ、
レーマー広場まで行ってみた。ここでは、まだW杯は進行中なん
だな。そしてこんなに盛り上がっているんだ!!オランダが負け
なければ、オランダもこんなに盛り上がっていたんだろうか?
自分では、オランダもずいぶん盛り上がっているな、と思ったけど
やっぱり本場は全然違うんだ!ということがよおくわかった。

4年前もこんなに盛り上がってたのかな?日本で行われたW杯?!
自分も東京に住んでたはずなんだけど、なんか、全然記憶が…。
覚えているのは、会社時間に部長が持ってきたモバイルTVを
こっそり3人で見たこと(部長と課長と)、とか、結婚式の前後
に小さなテレビで見た、とか、新婚旅行中に決勝をテレビで見た
こと、とか…なんかそれくらい?…そう。考えてみると、自分の
ことで忙しかったのよね。なんせオランダ。出てなかったし~(苦笑)。

レーマー広場は広い広場だったが、とにかくいろんな国の人がたくさん!
日本人もたくさん見かけた。ブラジル人もやたら多い。そして、
どのお店もW杯関連のものばっか!!せっかくだから何か買おうかな?
とも思ったが、ヤメた。だって、日本のブルーシャツでさえ、
ロクロク着ない私が、、、ブラジルの服なんて今日以外着ること
があるんだろうか?…と考えてね。オレンジの服はいつか買って
みたいけどね。さすがにこの日は買う気にはなれなかったよ…。

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五輪も終わり近し・・・

荒川さん、やりましたね!昨日は冷ややかな目で見ていたの
ですが、思わぬ「金」にびっくり!!本人もびっくりした~、
と何度も言ってましたけどね~。顔も衣装も美しく…日本人女性
の美しさを売り込んでくれた?ような気がして、海外に住んでる
モノとして、なんだかそれがうれしかったなあ。あとは、
英語をもうちっとレベルアップして、世界のアイスダンスショー
で活躍して欲しいものだわ!!

さて。今日はこれからオランダの応援です。本日の1万メートル
(スピードスケート)は日本ではまったく人気のない種目かも
しれないけれど、オランダではとても人気がある種目です。
その昔、リレハンメルでコス選手とリツマ選手が金メダルを
争っていたのをテレビで見ておりましたが、一周ごとにタイム
がでるたびに、「うおーーーー」と盛り上がっていたのを鮮明に
覚えております。500メートルのようにあっという間に終わる
レースとは違った面白さがあるな…とその時に思ったような
記憶が…。

オランダでは人気のあるスピードスケート。しかし世界を見れば
フィギュアやその他のスポーツほど人気がある、とは言い難い。
前回あたりからアメリカの選手も台頭するようになりましたが、
基本的にスピードスケートはアメリカでは人気がないそうで。
選手たちはスポンサーを見つけるのが難しく(日本と同じね)、
なかなか練習できる環境がないんだそう。そこでオランダの
企業がスポンサーとなってアメリカの選手たちを応援している
そうなんだけれど、それには賛否両論があります。だって、
お金を出して、選手を育て、その結果…オランダの金メダルの
地位を脅かしているんだもんね。実際、今回の五輪でも、
アメリカの選手が金を取っているし…。

しかし、私はその話を聞いたとき、えらいな!オランダ。本当に
スピードスケートを愛しちゃってるんだ。と感心しました。
その昔(今も?)、日本が「ジュウドー」を世界に広げたように…。
自国が強くって金メダル独占もいいけれど、やっぱり人気のある
スポーツで世界中から強豪選手が集まり、その中で優勝した金
のほうがいいはず。それに人気のないスポーツはだんだんと先細り
するし、それが続けば五輪から削除される可能性だってある。
みんながやりたい!感動した!と思えるような競技じゃなくっちゃ。

やりたい!感動した!といえば、ジャンプ。日本では不利な
ルール改正があったため惨敗…と言っている記事もあるようだけれど、
やっぱり今だに長野五輪の選手が中心、というようでは、不利云々、
といっている場合ではないように思う。あの頃活躍していた
フィンランドのアホネンだって、その後出てきたポーランドの
マリシュだって、前回金のスイスのアマンだって皆、メダル
は取れなかったんだし。不利なルールだから…などと言っている
限りは、あの長野の感動は戻ってこないように思う。

ヨーロッパではよくこのジャンプの中継をやっている。
たまに時間があると見ているのだが…(暇人?)。別に
オリンピックの年だけ特別になるのではない。こちらでは毎年、
毎大会が注目される人気種目で、新しい選手がじゃんじゃん
参戦している。それを見て、また新しい選手が参加して…。
やっぱりこういう風にならなくっちゃ、メダルは遠いように
思う。。。日本の選手も唯一ヨーロッパ以外の遠い場所から
参加して…頑張ってるんだけれどね。そういう意味では、参加
するだけでもスゴイぞ、ニッポン!ともいえると思うんだけど…。

毎日オリンピックを見て、楽しみ、記事を読んではこんな風に
あれこれ思うところもあったけれど、もうそのオリンピックも
終わり近し。。。まだ重要なアイスホッケーが残ってますが!
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