世界遺産のワデン海に浮かぶ島 - テルスヘリング

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旅の後半は母子二人でフリースランドの島、テルスヘリング島へ。だんなは行きたくない、というので二人だけで行きました。

だんなのお父さんは皮膚がんで亡くなっているので、だんなは、日に焼けることを極度に恐れているのです。どこかの都市ならともかく、海に浮かぶ島なんてとんでもない、ということなので、じゃ、二人で行こっかーということになりまして…苦笑。

白人が大半を占めるオランダでは、皮膚がんは毎年5万人以上がかかる恐ろしい病気です。日本の人口に換算すると、毎年20万人~30万人という計算になるので、相当な数です。海外へのバケーションが以前よりメジャーになった今は年々数が増えているそうです。日焼けしすぎると20代でも癌になります。

人種が違う日本人からするとピンと来ないことも多いですが、彼らは簡単に日焼けしますね。酷いと火ぶくれになります。うちのだんななんて、日本人合同運動会に来ただけでヤバくなっていますので、、、彼が極度に恐れるのも無理はないのです。

…と、気の重い話はおいておいて、、、そんなわけで、オランダでは初めての母子二人旅でした。

だんなが来ないなら、人数も二人だし、ちょっと奮発していいホテルに泊まろうか、と島一番のリゾートホテルを予約してテルスヘリング島に行くことにしました(←おいおい…笑)。

オランダには観光客が訪れることができる島が北海に5島あります。日本人にもメジャーなのが北ホランド州から簡単に渡れるテッセル島。あとの4つは日本人にはかなりマイナーなのではないかと思います。

私はずっと一番東の島、スキーモニコーグ島へ行ってみたい、と思っていたのですが、いろいろ調べているうちにテルスヘリング島の写真を見つけ、こちらに行ってみたいという思いが強くなりました。

どの写真か、というと、丘の上からウェスト・テルスヘリング街を眺めた風景。これが…ちょっと魔女の宅急便のキキとジジの町の雰囲気に似ているな、と思ったのです。オランダの魔女の宅急便の島、なんていいかも?どんな感じなのかな?妄想がどんどん広がり(笑)、行きたい気持ちがどんどん強くなりました。

テルスヘリング島は、ハーリンゲンというフリースランドの町からフェリーもしくは高速船で渡ります。私たちは、せっかくなので行きはフェリー、帰りは高速船で帰ってくることにしました。ちなみにフェリーは2時間、高速船は45分です。

レーウワーデンからハーリンゲン港まで電車で行くのですが、レーウワーデンでハーリンゲン港行きに乗り、まずビックリ。島へ行こうという人々なのか、めちゃくちゃ混んでいるのです。特筆すべきは、彼らの持つ荷物!!自分より大きいのでは?という大きなリュックやらテントやら、、、なんじゃこりゃ?の世界。

大賑わいの人々の合間を縫って、電車の一番奥に空いていた席にちょこんと二人で席につきました。周りは10代の男の子たち10人グループで、めっちゃ盛り上がっている~~(というか、うるさい…笑)。ともかく活気に満ちていて、なんだかワクワクしてきました。

ハーリンゲンの町は、港町というにふさわしいかわいらしい街です。少し時間があったので、メインストリートを見て歩きました。こちらもたくさんの人々でごった返していました。

フェリー乗り場に行くと、人、人、人。若い人が多かったのですが、家族連れも多数いました。車で渡る人もいるようですが、多くは徒歩乗客で、多くの人々が船に乗り込もう!とゲートに詰め寄っていました。そうそう、ワンちゃん連れも多数いました。島内はあっちもこっちもワンちゃんだらけでした。

最近は、空港や駅の厳重な警備になれていたので、どうも警備が気になってしまうのですが、ここは警備と思わしきものは何もありません。しかも…大きい荷物はここに預けてくれれば無料で運びますよ~ってな具合で、スリさえ警戒していないご様子。

ちょっと怖いよねえ、、、なんて、行きこそ私と子供は荷物を絶えず持って警戒していたのですが、滞在しているうちに安全で平和な島に慣れてしまい、帰りはそこら中に荷物を預けて身軽に歩き回っていました。

ここは99%くらいがオランダ人白人観光客で、あとの1%が外国人もしくは白人以外の人々って感じでした。アジア人観光客といえば、、、わたし一人で、他はだーれもいない。最近は、どこへ行っても世界中の観光客であふれているので、こういう状況はなかなかレアになってきたのですが、まだあるのですねえ。

しかも、みな、とってもフレンドリーで、お互いすれ違うと挨拶したり、平和で素朴な雰囲気がそこら中に漂っていました。うちの子が、本当にいいところだね!と喜び、帰るときにはため息をついて、戻りたい、戻りたい、と懇願するのも無理はない、てくらいいい感じでした。


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写真左上 引き潮の時に残された貝やカニ。ここワデン海もフランスのモンサンミッシェルと同様、引き潮になるとそこら中が浜辺になります。
写真左下 島の真ん中あたりにはヒースがたくさん咲いています。まだちょっと早かったけど、、、。
写真右上 行きのフェリー内にて。カモメも人間ものんびり。
写真右下 ウェスト・テルスヘリングの風景。ちょっと魔女の宅急便みたいでしょ?ちなみに左の塔は時計塔ではなく、灯台です。

島では、ほとんどの観光客が自転車を借りて、自転車で移動します。いや、そのハズです。それくらい、そこら中が自転車だらけ。どこに行っても、レンタル自転車が止めてあるので、そういうのもオランダらしいなあ、と笑ってしまいました。私たちも当初1日だけレンタルする予定だったのですが、どうせなら帰る日まで借りてしまおう、ということになりました(バスもあり、移動はそれほど大変ではありません)。


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この島の特産品はクランベリー!…そんなわけで、クランベリーを使った料理とか、クランベリーの特産品加工品がたくさんあります。サイクリングの途中で訪れたクランベリーを扱う森の中のティーハウス。ケーキも甘すぎず美味でした。

森の中のティーハウス: De Bessenschuur


料理、、、といえば、オランダの田舎の料理はま~~ったく期待していかなかったのですが、これがビックリ。この島で食べた料理はどれもアタリでした。ラム肉なんか、ほんと柔らかくて…こんな美味しいラムは初めて食べましたよ?って感じ。これは、本当にびっくりだったなあ。どうしたんだろう?(←…ってそこまで言う?)。

ただ…数は限られているので、夏にここを訪れたい、という方はレストランの予約をしていったほうがいいと思います!わたしはそうしました。絶対おすすめは…ここです↓

テルスヘリング島のレストラン: Restaurant De ZEE

サービス、お値段、味、すべてにおいて◎!!荷物を預けてしまったので、写真は取れずじまい…だったんですが~…(涙)。


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テルスヘリングの海岸は、北ヨーロッパでは一番長い海岸、だったかな?ともかく島の半分が海岸?てな具合に広大に広がっています。砂は真っ白で、本当に細かく、カメラがヤバいかも?と思うくらいだったので、数枚ぱちりと撮ってしまいこみました。

北海だから水が冷たい、風が強いことが多い、ということで、わたしなんかが泳ぐのは絶対無理なんですが(よほど暑い日ならイケるかもしれんが、、、)、砂はともかくきれいなので、裸足になって歩くのは気持ちよかったですよ。泳ぐのはリゾートホテルの室内プールで(笑)。


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最後に街で見かけた美猫ちゃん。クールで全然私に興味を持ってなかったんですが、写真を構えて「撮らせて~~」って懇願したら、カメラ目線に態勢を整えてくれました(笑)。絶対、猫のほうが格が上だと思うわ、、、。

そんなこんなのテルスヘリング島。いいところだとは思ってはいましたが、想像以上でした。またぜひとも行きたいです。

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大使館の近くの人気カフェ

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最近、日本のニュースを読むとモヤモヤすることが多く、相当なモヤモヤ病にかかっています、、、。もうね、嫌なのよ。互いに足を引っ張りあう風潮っていうのかな。

「貧困に陥っている人がいる」といえば「こんなのまだマシじゃない?もっと過酷な状況な人がいるんだから頑張れないの?」とか、「育児と仕事の両立で…」といえば「うちなんてこうなのに。そんなのズルいよ。」とか。

何事も上を見ればきりがないし、下を見てもきりがない。でも、人間ひとりひとりにはそれぞれの限界ってものがあって、それぞれの場所でもがき頑張っているのに、わたしのほうがひどい状況なんだから、あんたもっと頑張れよ、って。

これじゃあ病気になるよなあ。これじゃあ少子化になるよなあ。これじゃあ結婚すら難しいよなあ。

昨年ついに出生数が97万人になりました。第二次ベビーブームの団塊ジュニア世代が子供を産めるタイミングは終わり、今後は子供を産める女性全体数が大幅に減っていく時代。70年代から80年代のたったの10年で50万人も年間出生数が減っているのだから、このままいくと数十年後には年間出生数が50万となってもおかしくありません。100年後にはたったの20万人くらい?それでも多いくらいかな。

もうなんとかするなら、今しかないでしょ、今しか!!!もう最後のラストチャーンス!!!とわたしなんかは思うんだけど、なんかどうもその必死さは見えてこない。むしろ、やってることすべてがチグハグ。

人口が減るなら、原発なんて要らな~い。新しい大学なんてもっと要らな~い。大学の定員数なんて増やす必要まったくなし!!新しい家・タワーマンションなんて建てずに、今の空き家を整備していきませんか?国民総生産は減っていくという予測で縮小国家予算をたてましょうよ。

ん?そんなの経済が下向きになるから嫌だって?それが嫌なら、少子化対策を第一でいかなくちゃ。もう何が何でも増やす。子育て世代最優遇のシステムを作ってサポートしなくちゃ、もう後はありませんよ?

…とまあ。こんな感じに、いちいちイラついているので、最近ニュースを読む気も失せてきました。おかげで、都議会選挙があることも知らず。「都ファ」って何だべや?…元都民ですが、ズレまくっている私です(汗)。

さて。そんな風に不満はありますが、文句をいいつつも日本人であることを到底捨てることはできない私。きっとわたしは一生日本人なんでしょう。海外に住んでいると、たまーに国籍を捨てて外国人になった日本人の方にお会いいたしますが、すごいなぁ、、、と尊敬のまなざしです。

そんなわけで、パスポートの期限が切れれば、日本大使館へ赴き、お世話にならなければなりません。最近は仕事でも行くことがあるので、よくこちら方面には行きます。

近くを歩くと、気になるカフェありました。いつも気になってました。だって朝の9時であろうと、誰かしら人が入っているんです。前にも書いたかもしれないけど、朝から繁盛しているカフェは美味しいものがあるカフェ。

気になってはいたけど、なかなか入るチャンスはありませんでした。仕事中じゃねえ…ちょっと一息という訳にもいかず。そんなわけで、昨年の夏(すみません、ずいぶん前の話です)、パスポートの書き換えでようやくここに行くことができました。その日もやっぱり混んでいました。

さすがデンハーグ。大使館関係がたくさんある街ということで、周りから聞こえてくる言葉もインターナショナル。カフェスタイルはどこに行っても変わらないけど、やっぱりその町の特徴はどこかしらに現れますね。

ランチのサンドイッチを頼むと、想像したとおり、美味パンが出てきました。この時食べたエビのサラダも美味しかったです。オランダのランチは素朴なものが多く、特に見た目美味しそう~!てなものは少ないんですが(…汗)、美味しいお店のものはやはり格別です。


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うちの子も笑顔で…ボナペティ~。

オランダ人が「テント」と呼ぶカフェレストランが私は好きで、どうもこういうところに目がないんですが、このオランダのテントもどんどん質が上がってきて、美味しいお店がほんと増えてきたのがうれしい限りですね。普通のレストランも都会では、安いもの、豪華なもの、いろいろバラエティに富んできて、オランダ=まずい、の世界は徐々に薄れつつあるのかも。これもEUの力なんでしょうかね~。

デンハーグのカフェ: カフェ・ブロッサム


~今週の庭の様子~
上段左から: カモミール、ムスクマロウ、一年草類(アリッサム、アメリカセンノウ、ロベリア)
中断左から: ダリアとタチアオイ(ホリホック)とアリウム、多肉(セダム)、コーンフラワー
下段左から: ロベリア、ノコギリソウ、ナスタチウム

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フレッシュ・ハーブティーを楽しむ

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暑い日々が続いています。本当に暑い!ここ数年急激に暑い日が多くなっているような気がするのですが、気のせいでしょうか…。夏物はほとんど着る機会がない、ということでもう何年も何も購入していなかったのですが、ここ最近…着る服がない~という事態に陥っています(汗)。

オランダは涼しい国なので、バスや地下鉄などで冷房設備がありません。しかし、最近はこの公共交通機関に乗車するのが辛い。ときどきサウナ状態のバスもあります。日本じゃ、今や冷房がかかってないバスなんかないので、急に自分の小さいころにタイムスリップした気分になります。

今年は雨が少なく自然が乾きまくっているそうです。ぜーランド州と北ブラバンド州は、極度の乾燥で火事が発生する可能性が非常に高いとのこと。ポルトガルのような状況に陥る可能性もないわけではなく、要注意が必要です。

当然、庭の水やりも異常なくらい頑張っています。オランダは…水やりなんてあんまり気にしなくてもいい雨の多い国のハズなのですが…???高温に宿根草もぐったりしていて、もはや北ヨーロッパではない?!という様相…。

なかなか成長がのんびりしているミントがチョコチョコむしっても大丈夫かな?くらいに大きくなり、ようやくフレッシュハーブティーにトライできることとなりました。

オランダでは、カフェでミントティーを頼むと、カップにミントが数本突き刺すように入って出てきます。オランダに初めて来た人はたいてい驚くようですが、こういうスタイルが出てきたのは7、8年のことじゃないかな。たぶんどこかで始めたら爆発的に人気が出て、今やどこのお店も…ていう感じ。

このミントティーはイスラム(モロッコ)系の習慣じゃないかな?と思います、、、モロッコ・ミントティーってありますしね!一度飲むと癖になるらしく、日本人の方とカフェに行くと、これを頼む人、すごく多い!確かに美味しいですもんね~~。また無造作に入っているだけとはいえ、カップに入っている緑が彩よく、いい感じなんですよね!!

我が家でも生ハーブティーを楽しむためには…透明ガラスのカップが欲しいぞ?と家の中をガサゴソ探していたら、以前何かのお茶用に購入したおひとり様用の透明カップが出てきました。そーだ、とても薄いガラスでなんとなく使い勝手が悪く、しまいこんでいたのだったっけ(汗)。


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さっそく庭で花を摘んできました。今回は、カモミール、ナスタチウム、ディル、ミント、マージョラム。適当に選んでみました。量もよく分からないのでこれも適当…なのはいつものこと(苦笑)。

奇麗に洗って、さあトライ!!!

適当なので正直、いや、かなり、不安でしたが、、、(汗)、飲んでみると、これが意外と?美味~~~!スゴイ、スゴイ。美味しいよ。


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昨年までは私には長年の茶飲み友達がいて、彼女に会うと、いろんなお茶話で盛り上がったものですが、ついに長年の駐在生活を終えて日本に帰国してしまいました。あと一年早くこのハーブを作っていればなぁ。彼女と一緒に飲めたのに。

なんだかしんみりと彼女のことを思い出しながら、ひとりお庭でハーブティーを楽しんでいるわたしです。
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非常事態宣言の続くフランスで驚いたこと

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2014年の夏以来、約3年ぶり?にフランスに行ってきました。この間にフランスでは同時多発テロをはじめ、何度もテロが起こり、現在も非常事態宣言が続いています。

日本に住む人であれば、何故そんなところに観光に行く?と思うかもしれませんが、ヨーロッパに住んでいる私とすれば、テロに遭う確率と日本で交通事故に遭う確率はそれほど違わないでしょ?という感覚なので、テロが怖くてフランスに行かない、という選択肢はあまり考えられません。それを言えば、交通事故に遭うのが怖いから外出しない、ってことですから。

ただ、今回、数々のことに驚きました。やはり非常事態宣言の国は普通とは違うのだ、ということを体験したので、そのことについて書きたいと思います。

今回の出かけた先は、フランス北部のリールという街。ユーロスターが停まる街で、ベルギーおよびイギリスの玄関口でもあります。オランダからリールに行くには、…あんまり時間のない日本人はタリス(特急)もしくは車で行くと思うんですが、わたしたちはのんびり急行を乗り継いでオランダからベルギー国内を通過してフランスに入りました。

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フランス国境を越えた後、最初の駅 TOURCOING

これがまずオドロキの一つだったのですが…ベルギーからインターシティでフランスに入った途端に、長い停車がありました。何事ぞ?と思いきや、私服の入国管理職員がゾロゾロ…。たった3両しかない小さな電車にこれほどの人数を投入とは…!!オランダと何が違うのか?なんて考えたことなかったけど、なんだか壮絶すぎる、、、とピーンとアンテナが立つのが分かりました。

怪しい人なのか分かりませんが…何人かが長々と尋問にかけられており、わたしの車両では二人が荷物のチェックから服装チェックまで、、、そのうち裸にされちゃうのでは?と思うくらいの執拗なチェックを受けていました。

国境越えの入国管理といえば、今までオランダからドイツに入ると、たまにチェックが来ましたが、こんなに入念なチェックは見たことなかったので、ともかく驚きました(しかも、帰りのフランス→ベルギーは一切チェックがなかったところが…ベルギーらしいというか…苦笑)。


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無事、リールに到着。リールといえば、今、新しい開発エリアがどんどんできて、めっちゃモダンな駅周辺エリアと旧市街があります。モダンな駅前には日本を代表する芸術家、草間彌生さんのど派手なチューリップがリールの玄関口を飾っています。

昼間リール市内を歩く分にはそれほど違和感はないかもしれません。ただ、夜、駅の中を通過したときは、正直言ってビビりました。何故夜駅になんか行くんだ!と言われればそれまでですけど、わたしたちの泊まっていた場所は駅の反対側にあったので、そこを通過しなければいけなかったのです。

何気なく駅に入ったら…。なんだこれは?!?!警官、私服警官、迷走服に機関銃を持った軍曹(?)…これらの人々がうじゃうじゃ…!!ともかくすごい数の人々が警備に当たっているので、これまたビックリしてしまいました。これはハッキリ言っていい気分はしません。ロンドンのヒースロー以上で、ちょっとビビりました。

ともかく、フランスで夜駅に行くのは窃盗などの被害に遭う可能性もあるし、うじゃうじゃの警官にもビビるし、行かないほうが賢明である、ということを悟りました。

しかし、冷静に考えてみて。国家を挙げてこれだけの人々が警備に当たっているのに、まだテロや未遂事件が起きるという現実。いったいこの国はどうなってしまっているんだ?そう思わずにはいられませんでした。

パリの同時多発テロから考える オランダの現実

以前、↑のような記事を書きました。旅行中、自分で書いたこの記事のことを考えていました。リールの街も、ちょっと歩くとすぐにパリの20区や15区のような暗いイメージの集合住宅が連なっていました。これらの地域は歩いても怖い地域ではありません。ただ、パリ北部にはもっとひどいバンリュー地域が存在するという現実。

この旅行中、リールから20分ほどのところにあるルーベ(roubaix)という街に行きました。ここにはアウトレットモールと有名なミュージアムがあるので、そこに行ったのですが、はっきり言って街は…さびれていて、粗末で安っぽい雰囲気が漂っていました。浮浪者がたくさんいて、商店街のほとんどが閉まっていて、かなり酷い。まー、有名なミュージアムは素晴らしく、アウトレットモールでも子供が好きなものをタダならぬ安い値段でゲットできたので大喜びだったんですけどねえ。

いずれにしても、オランダでは、どこに行ってもああいう雰囲気はないなあ。前、イギリスのEU離脱時にも言いましたけど、これはEUのせいでもなんでもない。フランスの問題なんです。今、調べてみると、この地域はフランスでもサイアクの失業率(15%くらい)を抱える問題地域なのだそうで、そのせいもあってルペン支持者が多い地域なんだそうです。あ~なるほど。イギリスとまったく同じ現象が起きているんですね。

最期に一番驚いたのが、世界遺産であるリールの鐘楼が閉まっていたこと!!!

いや、正確に言えば、閉まってはいなかったのです。ただ、扉が完全に閉まっていて、鐘楼に上りたい人は、ベルを押して扉を開けてもらわなければいけなかったのです。

「閉まってるじゃん、どうするよ???」とうろたえていると、ちょうどフランス人の家族連れがやってきて、彼らが「なんだ、なんだ、どうなってるんだ???」とドアをガンガン開けようと試みたあと(…)、ベルを押してフランス語で何か話をしました。ハラハラ見ていると、しばらくのやりとりの後、ドアが開き、私たちもついでに入ることができました。

中に入ると、ひと家族ずつ、どこから来たんだ、年齢はいくつか…?などの尋問を受けた後、粛々と階段を上って途中で入場料を払い、さらに塔のてっぺんまで登りました。階段途中や上にはかなりの観光客もいて、観光モードが漂っていたんですけどねえ。

それにしても。世界遺産の鐘楼も、テロのターゲットになっているんでしょうか。。。こんな厳重にしなければいけない理由を教えて…???確かに、下でドカンとやられたら吹っ飛びますけどねえ。

ちなみに扉は職員の鍵がないと開かないシステムで、これまた職員が先に逃げてしまったらor撃たれてしまったら、わたしたちは中に閉じ込められっぱなしで逃げられないシステムでした。かなり恐ろしい…。こうなったときのことまで考えてくれてるのかな???

…とまあ。いろいろ驚いたことがありました。しかし、もちろんフランスならではのお楽しみもたくさんありました。最後にちょこっと写真集。


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リールの旧市街。たくさんの魅力的なお店に美しい街並み。


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フランスとベルギーの文化を併せ持つリール。料理はこの地域特別のベルギーちっく料理がたくさんあります。まさに美味しいとこ取り。


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リールといえば、カフェ MEERT。1761年創業の老舗パティセリーです。サロン・ド・テとレストランを併設しており、どちらもラグジュアリー感たっぷり。このラグジュアリー感をパリで味わおうと思ったら、ここの2倍の値段は出さなければならないのではないかと、、、。パリに比べるとお得感たっぷりなのが(我が家には)うれしい。

ここで飲んだお茶は、オドロキの美味でした。ここまで美味しいのは、イギリスの高級アフタヌーンティー以外にあったか?てな味わい!!まー、オランダでは味わえんね。お薦めです!!


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半分新しいノートルダム寺院。フランスに行くといつもここがカトリック国であることを思い出します。前も書いた気がしますが、わたしはフランス系のカトリックの学校に行っていたので、ほんのりと昔味わった懐かしさが蘇ってきます。

フランスはオランダより厳しいカトリック国なので、その厳格さがイスラム教徒との衝突を激しくするのかもなあ。その昔、ユグノー(プロテスタント・カルヴァン派)はフランス国内で弾圧され、激しい内戦が勃発し、その後、国外へ逃走した人も多かったわけですが、考えてみるとその頃とあんまり体質は変わっていないのかもしれません。

今も、ブルカやブルキニは禁止などと言ってますけど、全面禁止にする必要はないと思うんですけどね。中途半端な抑え込みは、ホームグロウンテロリストの誕生を助長するだけなのではないかなあ。今後、大統領も決まりますが、誰になったとしても、この国の問題は深く解決はまだほど遠い…そう感じずにはいられなかった旅行でした。

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春のマーストリヒト 写真集

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今年もイースターがやってきます。日本でもイースターのお祭りを流行らせよう!という動きがある、というニュースを見ましたが、イースターは毎年月日がズレるので日本の中に定着させるのはかなり厳しいのでは…。昨年なんて3月末でしたしね。3月 - 4月はお雛様にお花見、新学期、いろいろ行事があるのでお店の人は大変な気がします(汗)。

そういえば、昔、ヨーロッパのお土産です、なんて卵のチョコレートをもらったんですけど、「卵~?!」と不気味に思ったことを覚えています。今はそんなこと思わないですけど、わたしのような感想を持つ方も多いのではないかしら?

先週末の暑かった日曜日、ひとりで日帰りマーストリヒトに行ってきました。NSの一日タダ券があり、せっかく天気もいいことだし、どうせなら遠くまで行こう!という気になったのです。子供を誘ったのですが、見事に振られました(苦笑)。

そんなに長い時間かけて何するの~?ですって。現代っ子ですねえ。その移動が楽しいんじゃないの。。。て、わたしは半分テツコ(鉄子)ですので。ま、わたしも何しに行くか、といえば写真を撮りに行くのがメインなので、子供からしたら…面白くないよね。

マーストリヒトはキリスト教色の強い南部にありますが、お店は日曜日でも開いています(今週末は開いてないと思いますが)。カフェに入るとメニューを出す際、「何語をしゃべりますか?オランダ語?英語?ドイツ語?フランス語?」と聞いているのがいかにもオランダの国境の町マーストリヒトならではでした。町中で聞こえる言語もさまざまで、日帰りでしたが外国に行った気分になりました。よい気分転換です。

というわけで、下記は春のマーストリヒト写真集です。

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いかがでしょうか。ステキな街並み、楽しいお店が満載なのでぜひ一度お出かけください。マーストリヒトの美しい春の様子が伝わりましたら幸いです♪♪

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アムステルダム - 眺めのよい水辺カフェ・レストラン

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前回は廃材カフェをご紹介いたしましたが、わたしたちはそこではランチをせず、本日ご紹介するこちらのレストランでランチをしました。そもそも、北の新しいエリアに行こう!と思ったのは、ここにこのレストラン&天気がよかったからです。

ここはアムステルダムの海のような大きなアイ川の上に建つレストランで、テンポラリーな仮設作りではありません。川の上に建てられているので、テラスの縁に座ればその先はすぐに川!飛び込もうと思えば飛び込めちゃいます…いや、決しておすすめしませんが(汗)。

目の前には、マリーナ。時折、大きな船が行き交い、まるで海辺にいるような気分です。わたしたちは月曜日の昼に出かけたので空いていましたが、こりゃ、、、天気のよい金曜日~週末はババ混みかもしれません。なんてったって、駅から無料の渡し船に乗ればすぐに到着するんですからーーーー。


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レストラン内部も開放的な雰囲気です。天井にはエイの絵が!!


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空いていたので、店内またはテラス席、好きなところに座れたけれど、日本人の私はジジババっぽく店内へ。ほとんどのオランダ人はテラス席に座ってました。。。そーでしょうよ。


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店内はほとんど誰もおらず


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何年かぶりに会ったお友達と一緒に、ハンバーグを頼みました。2時間以上しゃべくりまくり、、、だったけど、ほかに客もおらず。まさに貸し切り三昧。まぁ~贅沢ですこと。

ハンバーグに刺さった旗は「Loetje(ルーチェ)」。そう、ここは、在住日本人にとても有名なカフェ・ルーチェの支店なのです。今やルーチェはチェーン化しており、あちこちに支店があります。ついに最近ロッテルダムにもやってきたとか?!?!あと、ホテルも経営しているみたいです。な、なんと!!

カフェ・ルーチェ

コーヒーの値段も、アムステルダムにしては良心的だし、何よりこんな素敵な眺望を楽しめるなんて贅沢じゃないかな~と思います。冬は見るからに…寒そうですけどね☆

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アムステルダム - 仮設地帯の廃材カフェ

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春らしい気候に誘われてアムステルダムへ。いつもと同じエリアに行くんじゃ面白くない(…飽きたわ…)というわけで今回はニューエリアを目指しました。

今、アムステルダムは大々的に拡大工事をやっており、北も南も東も西もどんどんエリアが広がっています。不動産物件も好調で、売りに出すと瞬く間に売れてしまうんだとか。…う。なんとなく、EU離脱が決まったイギリス・ロンドンの後釜に落ち着きそうな雰囲気。でも、バブルはイヤ~よ、ですけどね。

今回は北へ。北は、アムステルダム中央駅を通常の南側ではなく、北側に出て、川を渡った対岸上にあります。川を渡るためには船に乗らなければなりませんが、この船がなんと無料!!!えーーー?無料?!オランダで船が無料だなんて、、、さすが太っ腹、アムステルダム!(…?)

北もずいぶんと新しい建物ができて、モダンな雰囲気になりつつありますが、今回わたしたちが行った場所は、仮設建物と(今後も残すつもりなのだろう)古い倉庫が立ち並ぶ一風変わった地帯。ちなみに昔は北はどこもドラッグディーラーたちが集うヤバい場所だったそうです~~(汗)。

カフェも銀行も多くの建物が仮設建物。たぶん、将来的にはこれらはすべて壊されてまったく別の建物が建てられるんでしょう。それまで、人を呼び込むために仮の建物を建てて営業してもよい許可がでているんだと思います。

ようするに、一時しのぎ的な仮の場所なんですが…なんというか、ここはいつも見るオランダの風景ではなく、異国にきてしまったような異次元空間になっていたから、ビックリでした。これはこれで…めちゃステキ…ですよ?!

本日ご紹介するのは、廃材ばかりが集められたカフェ。ここではご飯はしませんでしたが、あまりのステキな雰囲気にノックアウトされました。いや、これ、全部廃材ですってば!!!

広いエリアに廃材が点々とする風景は、こりゃ、アムステルダムではありません。トンネルを抜けるとそこは雪国であった、ではありませんが、船に乗って対岸に渡るとそこは別世界であった、的な感覚に出会いました。


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風に吹かれてパタンパタンと音を立てる看板。この物悲し気な音が…昔行ったカナダの田舎やアラスカを思い起こさせました。。。って、いやいや。ここはアムステルダムのど真ん中なんですけどね。


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この手作り感溢れるステージは、昔行ったメキシコを思い起こさせました。飾られている裸電球もめちゃ素朴でよい感じ。

ここ、ユートピアだなあ~。

いつか壊されてしまう「仮の場所」なんでしょうけど、壊してしまうのがもったいない、そう思いました。

古いものが壊されて新しいものが出来上がるまでの間、仮のものを作って楽しめる心意気。こういうのっていいなぁと思います。これなら次のものも超スピードで作る必要もないし。

なんでも作業が早い日本はとても素晴らしいと思うけど、人々が過労死するほど仕事をして頑張る必要はないと思う。こういう仮のものも楽しめる余裕をもってくれたら、もっと住みやすい国になるのになあ。最近、日本の労働問題のニュースを見ると、いつもミヒャエル・エンデの「モモ」を思い出してしまうのです。「時間がない」「時間が足りない」って…時間はどんな人にも平等に流れているのにね。

青い空の下に広がる廃材現場で、思いがけず出会えた素晴らしい雰囲気に大満足のわたしでした。次回も続きます。

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